イチロウ
先日病院でNumberに載っていたカズの巻頭インタビューを読んだ。練習する事は苦ではないと書いてあった。今朝ジムで自転車をこぎならイチロウの引退インタビューを聞いた。毎日自分の限界を少しずつ超えるとある時変わった自分にであえる。と言っていた。二人はそっくりだと思う。自分も「昨日の自分を少しだけ超える」と言いきかせている。たくさん超えるのはとてもできないけれど少しだけ超えるとなればできないことでもない。自転車こぎも毎日5キロカロリーだけ目標値を上げている。文章もスケッチも少しずつ直し書き足す。翻訳も半ページずつする。そうするとそんなに大変ではない。しかし昨日を少し超えるためには時間もかかる。一日が30時間あったらなあと子供頃から思っているが今でもそう思う。

富士吉田の製氷工場にくっついている事務所と住宅をお試し居住スペースとシェアオフィスにコンヴァージョンする工事が例によって学生たちが参加して進んでいる。もうすぐ完成しそうである。ラフな感じが悪くない。

僕が学生のころ母はよく「あなたには未来がある」と言ってわたしを鼓舞した。そんなステレオタイプな言葉を凡庸だと感じていたが、今巣立つ学徒たちに昨日同じ言葉をかけた。理由は今当時の母ぐらいの年になり同様のことを感じるからである。僕の未来が1だとしたらあなたたちの未来は10はある。しかしそれを生かすも殺すもあなたたち次第である。




You must be logged in to post a comment.