国際ワークショップと哲学
今年は坂牛研始まって以来もっとも海外との交流が多い年になりそうである。すでに4月にペルーでワークショップをやったが、今後8月にグアテマラ、9月に台湾に行き、10月にエンリックがスペインからやってきて、12月にルーチョがペルーから来る予定。グアテマラでは「モノ」をテーマにコーヒー、石、テキスタイル、台湾では「技術」をテーマに組み立てパビリオン、エンリックには「感情」をテーマに喜びの建築を、ルーチョには「共同性」をテーマに東京を扱って欲しいと思っている。この4つの言葉「モノ」「技術」「感情」「共同性」は今哲学が扱うテーマでありそれは建築を言葉化するときの中心概念なのである。



その昔いつもこの観音寺の横を通って事務所に通っていた。子供が生まれるころ方南町に引っ越したが久しぶりにこのあたりを歩いていたら寺がラディカルに増改築されているのを見て驚いた。石山修武によるもので調べると1996年のことだった。改めてじっくり見てみると細長い敷地に見事におさまっているのに感心する。20年たってもディテールがよく、メンテナンスもいいのだろうとてもきれいである。





You must be logged in to post a comment.