建築の生まれる時
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by 卓 坂牛
槇さんは設計と文章を書く事は創作の両輪だと言っていたと川向さんに話したら、槇さんの文章は竣工後の感想であると言う。それでもその感想が次の設計の起点にはなるでしょうと言うと頷いていた。しかし、、起点といえどもやはり創作とは文章のような論理性からではなくもっとドロドロした感覚で生まれる、伊東豊雄もそうだと川向さんは言う。確かに恩師篠原も言葉を大事にした建築家ではあるが、やはり創作の瞬間は絵であり模型なのだろうと思う。言葉で建築ができるのなら千枚もスケッチ残すまい。建築が生まれるのはいつ何によってなのだろうかと自分を分析してみる。自分のスケッチのあるいは模型のあるいは文章のどこでそのプロジェクトの方向がきまるのだろうかそしてそれはどういう理由によるのだろうか?
第3次コーヒーブーム
On
by 卓 坂牛
去年の商店建築の中にカフェ特集がある。カフェと言ってもコーヒーを専門に飲ませるお店である。その中の一つがFactory & Labo 神乃珈琲(2016)。設計はD&Nレストランサービス。コーヒーブームには波があり今は第三次コーヒーブーム。第一次コーヒーブーム:1965年から1995年までの喫茶店コーヒーの時代。コーヒー輸入量は約17倍に増加。第二次コーヒーブー:1996年にスターバックスコーヒー第一号店が銀座にオープンしてシアトル系のカフェスタイルが流行。第三次コーヒーブーム:コンビニチープコーヒーと2015年2月に上陸したブルーボトルコーヒーなどの一杯のおいしいコーヒーの二極化。
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