久米の建物
久米設計の新社長は昨年一気に若返りを図り藤沢進さんという方になったとある人が教えてくれた。大学の少し後輩と聞くが歴史研らしく存じあげない。今度お仕事でお会いしそうなので久米の建物を見てみようと出かけた。新草間ビル草間彌生美術館は久米の設計で昨年(2017)オープンした。昔の家にほど近いところにすくっと建っている。目地なしR外装は何で出来ているのかな!今度昼間来て入ってみよう。(夕景のかっこいい写真がカーサブルータスのサイトに載っていたのでお借りしますクレジットはphoto_Masahiro Tsuchido ©YAYOI KUSAMA)
photo_Masahiro Tsuchido ©YAYOI KUSAMA
クイアスペース
一昨日チリの建築家 ジャーナリストであるディエゴに内の家のビデオ撮影をしてもらうと同時にビデオインタビューをしてもらった。その質問の中に僕の書いた建築の条件の中のジェンダーの話になった。男女の性は男と女を両極とするディコトミー(dichotomy)では測れない。だから建築も二項対立の中では語れない(自分で二項対立を使っておきながら、、、わかりやすいのでつい使いますが、、、)ってなことを言っていたらこの本読めと勧められた。アアロン・ベツキー著『クイアースペース』。世界では建築と性の問題を語る人はとても多い。日本はほぼ0。まだ少し遅れている。四月に入ったら目を通してみるかな。
杉並区大宮前体育館
2014年にできた杉並区の体育館。指定管理者にコナミが入っているのでソフトが充実してるみたいだ。設計した青木淳さんのサイトにはこう書いてある。「巨大なヴォリュームとならないよう、アリーナ床は地下6.64m、スイミングプール床は地下2.49mまで埋め、地上部を5mの高さに抑えた。また、敷地にフェンスを巡らさず、昼夜を通して通過できる公園のような環境とするため、アリーナの棟とスイミングプールの棟とに2分して、それぞれを死角の生まれにくい楕円形平面とした。それぞれの屋上は、武蔵野の自然が残る原っぱとして計画した」屋上の原っぱはどこからアクセスてきるのか分からず体感できないが、他のコメントは素直に共感できる。
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