論文指導しながら勉強
On
by 卓 坂牛
昨年も一人いて今年も一人英語で修論を書く人がいる。おそらくこの状況はさらに加速していくだろう。去年はアーバンデザインをベースにした建築デザイン。今年はヒートアイランドを軽減するコレクティブフォームを渋谷で実践しようとするもの。学部時代ヒートアイランドを信大の高木研で学んできた学生なのでその論理は「なんちゃってサスティナブル」ではない。というわけで指導教員も大いに勉強中である。昼間は防災の博士論文の審査をやっと終えたばかりでこちらも大いに勉強した。視野が広がる。
Bon voyage
On
by 卓 坂牛
娘が一月初めに一次帰国して明後日帰る前に家に来て食事をして行った。帰りたくないと言っていたが戻ればまたクールなNYCの生活が待っている。まBon voyage!
後藤慶二は附属の先輩
On
by 卓 坂牛
一昨日読んでいた山本学治の『日本建築の現況』は1969年に出版された60年代論である。その6年前1963年に神代雄一郎は『近代建築の黎明ー明治大正を建てた人びと』美術選書を著している。この中には16人の建築家がいるが、山本が大正合理主義と命名した4人佐藤功一、岡田信一郎、後藤慶二、藤井厚二の4人を含んでいる。果たしてその表記はいかなるものか?と思って読み始めて驚いた。後藤はなんと高等師範付属小中(その後東京教育大附属、現筑波大附属)卒で我々の先輩なのである。構造に忠実にしかし芸術である建築を目指した後藤の姿はなんとなく後輩として嬉しい。
psある人に言われた。実は後藤慶二と上記岡田信一郎は付属の小学中学と同窓生である。加えて鳩山一郎も同窓で鳩山の自邸鳩山御殿を設計したのが岡田であった。後藤は付属を卒業して旧制四校に進み、岡田、鳩山は一高に進む。この絆が自邸設計につながったのだろう。もちろん岡田、後藤は東大で同級生となる。
You must be logged in to post a comment.