Architectural endangered species
昨日散々瀬戸内モダニズムの話を聞いていたせいかモダニズム建築に神経が敏感になっている。というわけで朝ひとっ走りしてたまさか広島県庁舎のあたりの行政区域に入ると連続するモダニズム建築に驚く。ガラスとパネルの連続は大江宏のなくなった法政大学を思い出させるし、縦ルーバーは近所にあるピースセンターを彷彿とさせる。これらの建物は空中廊下で繋がれている。調べると1956年日建設計工務(日建設計の前身)の設計であることがわかる。いい仕事していたんですね。これも絶滅危機種でしょうか??なんとかリノベしながら使い続けてほしいのものです。

ザ丹下だったの?違ったの?という話を聞きたかったという気もする。ただ丹下の軸線は瀬戸内の島の間に沈む夕日が一筋の光線となって海に消えていく光景を原風景として生まれたという話を聞いて一つ、ああ、瀬戸内の意味が現れた気がした。



これだけ見事に蛍光灯が見えるのはブラインドが全く閉まっていないから。



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