Taku Sakaushi

Diary

無能宰相

On March 12, 2020
by 卓 坂牛

小学校を休校にして学童保育を開校するのは場所を移動しただけで感染予防の効果はない。むしろ広い小学校に戻して欲しいと地方の母たちは異口同音に言っている。安倍には能力が無いだけで無く愛情がないと母たちは言う。政策が思いつきだから国会答弁は必然的に論理を欠く。質問に答えない様は聞くに耐えない。大学の論文発表会てあの答弁なら文句なく最低点である。それにもかかわらず内閣支持率が4割以上あるのは何故だろうか。安倍内閣が、日本の病巣だと分かっていても、失言を繰り返す法務大臣がいようとも、病巣が、大きすぎて手術できないと判断しているのだろうか?大きくなり過ぎた癌とともに余生を生きればいいではないかと諦観しているのだろうか?はたまたラテンアメリカのスラムの如くやはり巨大化し過ぎてクリアランス不可能と判断し中から変えて行こうと考えているのだろうか?しかしこと日本のこの内閣に関して言えば、巨大病巣といえども取り替え可能である。いつまでこんな恥ずかしい人を国のトップに据えておくことをよしとするのか?私たちは物申すべきである。

施主

On March 11, 2020
by 卓 坂牛

工事を発注する人を施主と言うが林昌二は施主はもともと仏教用語なので「クライアント」と呼ぶように言われた。今のクライアントは寺でありまさに施主と呼ぶと立場が逆転する。そんな施主との打ち合わせに今朝バリカンで頭を剃って行ったら坊主と間違えられて笑った。

 

 

 

地縄

On March 11, 2020
by 卓 坂牛

独立後最初の建物で大失敗をした。基礎の墨が間違っていた。気がついたのは2階のコンクリートを打った後だった。墨出しを計らない僕の責任だと日建の大先輩に諭された。それ以来地縄と墨は巻尺持って計れとスタッフに言う。今日は自ら地縄を見る。というのも配置が、敷地ギリギリだから。

時のかたち

On March 11, 2020
by 卓 坂牛

先日井上洋介さんに勧められた『時のかたち』(1962)を読んでみた。「意味」ではなく「かたち」から物を見ているのは60年代のフォルマリズムが死にかけている時の延命的な本にも見える。しかし様々な独自の概念に惹かれる。例えば、歴史はシークエンス(数例)とシリーズ(級数)によって紡がれるという言い方。事象の関係性と量が時代を作るとわたしは解釈したが、ふに落ちる面白い言い方である。

 

3.12

On March 11, 2020
by 卓 坂牛

3.11の地震が起こった時、僕は小諸商工会議所の建て替えの打ち合わせをしていた。建て替えが予定されていたくらいだから、建物は相当古く、慌てて建物の外に出た。多くの人が道路に出て怯えていた。その日僕は長野に行き、翌日の信州大学国立後期日程試験3.12に備える予定だった。しかし長野行きの電車が動き始めたのは夜10時だった。その日はどこにも電話はつながらず、翌日の試験があるのかないのかもわからずじまいだった。結局試験は行われた。東北以外の大学はおそらく試験は行われ、受けられなかった受験生には追試が行われた。さて今年も明日3.12が後期日程試験だろうが北海道の大学は中止を決めている。

抗菌

On March 11, 2020
by 卓 坂牛

トイレ、洗面、厨房を塗装で仕上げる時は抗菌塗装を使っている。しかし抗菌は殺菌ではなく広がりを防ぐ効果である。だから抗菌塗装した壁にも菌はいる。だいたい抗菌とは細菌に効いてもウィルスに効くとは書いてない。しかし昨今、銀イオンを使った殺菌、殺ウィルス効果をうたう塗料もちらほら見られる。本当に効くならドアノブや手すりなどに塗り込んだらいい。

用途上不可分

On March 10, 2020
by 卓 坂牛

確認の最後の最後でまた同じ質問。「用途上不可分の理由を述べよ」。その話しは施主の使用説明書で決着したはずなのに。

不可分問題は新しいプログラムの建物になると前例が無いから説明がとても難しい。今回の建物は基準法上は児童福祉施設だが在宅支援のためのソーシャルワーカー、ドクター等の連携、研修、検診、相談センターで本邦初のプログラムなのである。

警戒しながら普通に暮らす

On March 9, 2020
by 卓 坂牛

帰国予定のヨーロッパにいる留学生たちは一部既帰国したが、未だ4名いる。2人は飛行機が、キャンセルになり、その内1人は別の機に振り替えてもらえたがもう1人は未だである。
月末に来宅予定のスペインの建築家は予定は変えないと連絡が来た。
やはり月末来宅予定のオーフスの学生たちは、既に日本国内を1か月旅しているが本国から帰国命令はでていないようである。
去年訪れたアルゼンチン、メンドーサではワイン祭りに 15万人の人が世界中から集まった。
国ごとに温度差がある。
わたしは、警戒しながらなるべく普通の生活をする。

禁酒

On March 8, 2020
by 卓 坂牛

2004年のある日、私は25年飲み続けた酒を3年間止めた。ついでにタバコも止めた。信州大学に赴任した頃、私は酒を飲まない先生だった。ところが、2007年に中国共産党の幹部に、良い酒と高いタバコを強く勧められて、あっけなく復活した。もうそろそろ飲みたくなっていたので、ちょうど良かったのだが。その後、時として数ヶ月禁酒ということはあるが、まあだいたいコンスタントに飲んでいる。

 

町田康が酒を止めた、と言う本があることを知った。読んでみた。すると止めたのは気が狂ったから、だそうだ。止めた後も、飲みたいと思うことしきりだが、それでも禁酒を戦いとして、続けているそうだ。持続するのに、最も重要なことは「自分を人と比べないこと」、と書いてあった。それは禁酒持続のためだけではなく人生において、最も重要なことの一つである。

 

コモレ

On March 7, 2020
by 卓 坂牛

四谷の駅前再開発は敷地南東角に高層棟が建ち北西側に緑地がありそこに向かって階段状に低層部が作られている。加えてこの階段テラスがかなり緑化されている。近隣の住宅地に対してスケールダウンした教科書的構成なのだが、このグリーンは一年のかなりの時間日影ではないのだろうか?

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