博士論文の量
論文合否判定の一つの目安に量がある。文系では文字数を指定している専攻もあるが理系では見ない。質は量で担保されないと考えられるから。しかし理系でも建築の歴史、意匠などでは質も量も重要で、それはデザインプロジェクトでも言えることである。量については新書本一冊分くらいは欲しい。全部文字なら15万字。しかし意匠の論文なら分析図や表がある(一次資料としての図面や写真は含まない)。これらは文字に匹敵するのでこれらを含み100ページ(1ページ1500字程度)くらいが目安だろう。それに一次資料がはいると150〜200くらいになると思う。まあだいたいそのくらいの本文をもらったので明日はじっくり赤を入れようと思う。
In body 測定
ジムには精度の高い身体の内部を測定する機器がある。昨日計測したら体重が増えて66キロ台になっていた。一昨日ハイボールを沢山飲んだからだろうか?しかし筋肉量もかなり増えていた。これは毎朝の筋トレのおかげだろう。そのせいかトータルには脂肪は減って体脂肪率が、また一桁に戻った。筋肉が増えたのと、糖質を控えているせいだろう。計測するようになってからずっと一桁で、スポーツ選手でもないのに不自然だと配偶者に言われのんきな食事をしていたら二桁になっていたのだが。
生産力
研究室助手の大村が中村と設計した住宅の最後の自主施工して今日オープンハウス。卒業、修了生のフォローをしながら、OFDAの実施設計をしながら、研究室の共同研究のまとめをしながら、そしてなにより自らの博士論文まとめながら完成させたパワーが素晴らしい。何か作っていける人にはこういう信じられない生産性がある。だから大村はきっと作る人になると思う。
私の叔母は早稲田の大隈賞をとる秀才で美術史で二川幸夫の少し後輩だった。彼女曰く、二川は学生時代に出版社でアルバイトをしていたがそのうち余りにできるので実質的な編集長になり剛腕を振るい、徹夜の連続で社員が、過労死したと言っていた。日建時代にも週数回徹夜して仕事は部下まかさないIさんなど凄い人がいた。結局作る人はとんでもない生産力が備わっているものである。
You must be logged in to post a comment.