阿部さんのアドバイス
On
by 卓 坂牛
先日阿部さんからいただいた4つのアドバイス。
1)吹き抜けの形のままトップライトにする
2)エントランスの壁は全部ガラスにする。
3)地下の道路に面する壁は全てガラスにする。
4)外装でコンクリート部はコンクリートを露わす。
4つのアドバイスは全て躯体に正直にという姿勢である。日建時代もよく言われたことで懐かしかった。テクトニックな姿勢でもある。阿部さんらしい。しかし次の世代は立ち止まって考える。ポストモダンなのかもと言ったら、誰かがそうですねと言った。
長谷川建築
On
by 卓 坂牛
昨日阿部勤さんに言われた。拙宅の図面をみて最初に思いついたのは長谷川逸子さんの緑ヶ丘の住宅で本物を見ても彷彿とさせると。。緑ヶ丘の家は学生の頃見せていただき長谷川さんの建築の中でも大好きなものだった。かといってそれを参照したわけではないが無意識には思い描いていたのかもしれない。先ほど長谷川さんのこれまでの言説、批評をまとめた4巻のアンソロジーが届いた。素晴らしい偉業である。これからじっくり読もうと思うが思わずペラペラと中を見ると初期住宅の焼津の住宅と緑ヶ丘の住宅の解説がそれぞれ「長い距離」、「斜めの壁」と題されていた。なんだか拙宅の建築のエッセンスでもある。半世紀前くらいにすでに長谷川さんがそれらを主題化していたことに驚きと嬉しさを覚えた。そして長谷川さんへの興味が高まってきた。
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