Anyplace.work
坂牛研で設計した富士吉田のコワーキングスペースanyplace.workが一周年を迎え感謝のパーティーを開いた。そこに招かれ祝辞を述べた。会場には懐かしい設計打ち合わせ、がらんどうの施工当初の写真などが飾られていた。
坂牛研で設計した富士吉田のコワーキングスペースanyplace.workが一周年を迎え感謝のパーティーを開いた。そこに招かれ祝辞を述べた。会場には懐かしい設計打ち合わせ、がらんどうの施工当初の写真などが飾られていた。
スカイプダイアローグでエンリックは日本は公共性、サスティナビリティ概念が貧しいが坂牛の流れ概念はその貧しさを改善するのかと聞いてきた。流れは建築を社会や自然に結びつけるアンカーだよと言った。それにしても、いつもいろいろなところで言われる日本の非公共性、非サスティナビリティを日本人はあまりに非自覚的である。その原因の多くは日本の半分鈍感、半分御用聞き体質にあるおバカなジャーナリズムにあると思う。
この本にはものごとの報告価値(reportability)と言う概念が語られる。報告価値はノンフィクションの場合本当っぽくないほど価値が高い。一方フィクションは本当っぽくないと価値がない。そうだ。
先日門脇さんの家に行った帰り道、長谷川豪設計の経堂の家を見た。屋根と壁が同じ厚み。同じ厚みのスチボで模型を作るとこうなるけど普通屋根の方がスパンが長く部材が大きくこうはならない。だから同じ厚みと言うことは人知れず工夫があると言うことでこう言うのをreportability(報告価値)があると言う。そこで報告する。
器が好きでふらりとその類の店に入る。九段の花田、赤坂青花堂は近くを通ると入る。店主(バイヤー)のセンスがあう。最近近所にもそんな店を見つけた。うつわや釉と言う。40年くらい前に津にある川喜田半泥子が開いた廣長窯の作品を置き始めたと言うお店。現在の店主は古美術を学びこの店の客だった方。自分の好きなものしか売らないというポリシーで扱う作家選び、その作家の作品選びまで自分の目で行うと言う。そしてその審美眼は割と僕とあう。ここにちょっと気に入った六角形の皿があるが配偶者は縁に黒が入っているのが好みではない。しかし好みは変わるので変わったら教えてくれることになった。それまで売れないといいが
http://www.utsuwayayu.info/
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