エンリックワークショップ
エンリックワークショップの表紙が完成。やっと出せる。白い表紙はエンリックが作った篠原一男地の家の展開図である。この絵を見てやっとあの地の空間は黒と赤だったことを知る。黒い表紙はワークショップで学生が作った全ての案を重ねて表したものである。
ダイソンも付けっ放し
梅雨が明けてクーラーは付けっ放しである。しかし想定どおり4台あるエアコンのうち最上階の1台を26度で付けっ放しにしている。する と1階で27度、地下で25度になる。27度で寝るのは少し寝苦しくこのところダイソンも夜中は付けっ放しである。
設計実践と意匠研究
先日来年度の博士課程の入学希望者から研究計画書をもらいその内容の緻密さに驚いた。僕の研究室出身でもない人が僕を指導教員に選ぶ理由は僕が設計実践と意匠研究の両輪で活動しており自分もそれを目指したいからだと言う。先日早稲田でresearch exchangeをした時も山村先生が設計しながら理論もやっている人は僕ぐらいしか思い浮かばないと言っていた。僕の見るところ実はそういう人は他にも色々いるのだが大抵はどなたもどちらかに荷重がかかり設計肌か研究肌にカテゴライズされている。しかるに僕は意匠論の中でも中庸を主張しており、どちらかに振り切らない生き方は意図的である。二頭追うもの一頭を得ずとならないようにしないといけないので結構中庸というのも疲れるのではあるが。
東京で働く
今朝エンリックが理科大で行なったワークショップのエピローグを送ってきたがそこに最後にこう書いてあった。I have always thought , somehow egoistically, that one of the best ways of learning is teaching, that is , putting yourself in a situation in which you have to be ready to revise your own ideas .「 最高の学びは教えから得られる」。そう思う。そういう気持ちでサンチアゴのワークショップの課題書作っていたら10ページになった。僕はこれから作る本の内容をここで試そうと思っている。自分の考えがどこまで世界で通用するのか特に地球の裏側の若い子達にである。タイトルは「東京で働く」である。富士吉田でのラボのテーマは働き方でありそこにもつなげるワークショップにしたいと思っている。
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