ル・コルビュジエと王羲之
On
by 卓 坂牛
昨日来られた香港の劉教授が本棚の写真を撮っていた。何を撮っているのかと聞いたらル・コルビュジエの下に王羲之があるのが面白いということであった。フランスのモダン建築家と中国のクラシック書家が並んでいるなんて確かに愉快だが、それに気づくのは流石に中国の方である。が並んで置いてある本棚はそうないということである。
来客
On
by 卓 坂牛
東南大学の郭先生が香港大学の劉先生とその学生3人をつれて来宅。郭さんにはコロミーナやウィグリーとともに東南大での国際シンポジウムに呼んでいただいたり、同済大学でのレクチャーをセットしてもらったりお世話になっている。建築の条件を既に買って読み(彼は日本語ほぼネィティブ)良書と褒めていただいた。建築の規則と建築の条件を中国語で出しませんかとお誘いを受けた。こういう本の需要が中国にはあるのだろうか?来春香港で国際シンポジウムを開催するのでとお誘いを受けた。テーマは建築の構築性と社会性の統合。僕らは先日社会性の有効性を議論していたのを思い出した。ところ変われば議論も変わる。
神楽坂
On
by 卓 坂牛
新居の辺りは赤坂に比べて野菜も肉も魚も安い。特に野菜は感度的に安い。半分ベジタリアンみたいな僕には天国である。食べるところはもちろん沢山あるが毎日来たいと思う荒木町の鈴新のような店にはまだ出会えていない。予想されたが私向きの人文系の充実した本屋はない。カモメブックスと言うギャラリーのあるインテリアが素敵な店はあるがセレクトが違う。僕好みのワイン屋がないのは予想外だった。一家言ありそうな店はあるもののヨーロッパものしか手に入らないのは残念である。
しかし総じて住みやすい。その理由は、歩ける町のスケール、適度な緑と坂の風景、賑やかさと静寂の混在、近隣の親しみから来る適度な地元意識。などなど、、、
You must be logged in to post a comment.