渋沢栄一と祖母
星野リゾート青森屋はその昔古牧温泉という温泉ホテルでその創業者杉本行雄は渋沢栄一の元書生で秘書となった人物である。渋沢は明治21年に青森県三本木(現在の十和田市)に三本木渋沢農場を作っていた。渋沢没後杉本はその農場を受け継ぎそして渋沢に鍛えられた手腕で十和田観光開発という会社を作り電車、バスを駆使し十和田の観光資源を活かしホテル経営もしていた。その杉本の贔屓の料亭「一心亭」が母の実家であり祖母がそこの女将だった。祖母も何代目かなのでおそらく渋沢も「一心亭」に通っていたのではなかろうか?私が幼少の頃夏はこの十和田の一心亭に1ヶ月滞在しており、芸者や贔屓のおによく遊んでもらった。杉本社長は当時日本には数台しかないキャデラックのオープンカーでやってきて僕らを乗せてドライブをしてくれたものである。祖母の葬式では杉本さんと私が弔辞を読んだ。渋沢栄一が紙幣の顔になると聞き祖母が懐かしくなった。
副査
K先生から外国の方が書かれた博士論文の学外副査を頼まれた。いつもお願いばかりしているので断るわけにはいかない。K先生曰く論文の内容が私の関心に近いからという。確かにその方の著書の2つは私の近刊にも引用したことがある。というくらい名前を言えば建築関係者なら誰でも知っている世界的に有名な方である。そして世界的なトップ大学建築学科のディーンでもある。世界のディーンはPhDより知名度で選ばれるようである。どうしてそんな方が日本の大学に博士論文を出すのかは色々な事情があるようだが、審査する側も大変だ。この論文は著書7冊をまとめたものだというのだからその7冊読まないといけないのだろう、、、トホホ。
運動と風景一回目のオープンハウスに200人近くの方が来場くださいました。一時中に入れず外で待っていただくこともあり恐縮でした。感想のメールもいくつかいただきました。ありがとうこざいます。是非さらにご意見ご批評いただければ幸いです。14日に二回目を行います。御覧になりたい方は担当中川までご連絡ください。ご案内お送りいたします。
nakagawa@ofda.jp
カタルーニャ工科大学
「あの、うちカード使えないんです」とオダギリジョーがいう。すると「じゃあ、いいです」と謎の外国人はあっさり帰ってしまうCM知ってる?
最近カタルーニャ工科大学の建築学部が独自に協定を結びたいといい理科大の国際課と緻密なやり取りが始まった。それをccで見ていたら。「うち英語で授業してません」という文言がありこの宣伝を思い出してしまった。この宣伝に則れば「じゃあいいです」と言って彼らは違う大学に行ってしまいそうだが、相手は僕のことを知っているので坂牛研で受け入れてくれるのなら単位はいらないと言う。理科大側も研究生ならなんとかしようといいなんとか交換留学できるように話は進みそうでホッとしている。今年はイアエステの学生も含めるとスペインから学生が3人、夏にはマドリード工科大学から建築家が1人来そうである。さあみんなでスペイン語の勉強でもするか。セルバンテスでもらったスペイン語レッスンのただ券使おうかないよいよ。
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