Taku Sakaushi

Diary

スペイン人の話し方

On November 8, 2010
by 卓 坂牛

あせったな。寝ている間にゲートが変わって乗るべき飛行機が行ってしまった。こんなことは初めてだ。ボーディングパスも持っていたからコールもしてくれただろうが何せ僕は違うゲートにいたから気づくわけもない。仕方なくエアフランスでちょっと遅れて帰ることにした。
いやもし起きていてもどうだか?スペイン人の話し言葉ってとにかく早い。昨日バスに乗ったらスペイン人のおじさんとおばさんが散弾銃のようにしゃべっていた。話すだけじゃなく身ぶり手ぶりがすごい。別に酔っているわけでもない。これをみたベネゼエラ人のジェシー(ロクサーナの友達)がスペイン人のスペイン語は早いしうるさいし身ぶりがすごいと言う。ベネゼエラは違うのかと聞いたらこれほどじゃないようだ。確かに彼女ら二人の会話はとてもゆっくりしている。先日のパーティーの市の元住宅局長のスピーチも笑っちゃうくらい早かった。あまりに可笑しくて隣にいたスペイン人に「あの人変だよね?」て聞いたら別に普通だよと言われた。だから空港のスペイン語はもちろん早いし、彼らの話す英語は同様にとんでもなく早い上にリエゾンしまくりで全然聞き取れない。起きていてもゲート移動のコールが聞き取れなかったかも???
と言うわけで今シャルルドゴール。本を読むと寝るかもしれないので、ブログ書いたりメールしたりして時間をつぶす。食べる場所もやってないし、、、、
笑っちゃうと言えば思わずjoking!!と叫んだ話を思い出した。昨日ジェシーにベネゼエラのことをいろいろ聞いていたときのこと。「ベネゼエラは石油たくさん取れるからガソリン安いでしょう?」って聞いたら「タンク満タンにしていくらだと思う?」と聞かれた。うーん日本の半分以下として「2000円くらい?」と言うと「水より安いよ。1ユーロ。でかいトラックで2ユーロかな」と言う。ウッソーだね。まあ世界は広い。

マドリードの郊外を巡る

On November 7, 2010
by 卓 坂牛

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ヘルツォーグ caicha forum
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FOA ソーシャルハウジング、すだれの外装
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カスティージャ広場の斜めのオフィス設計はpジョンソンだとロクサーナは言っていた真ん中の塔はよく見ると動いている。カルトラーバだそうだ。
ヨーロッパの40以下の建築家40人という賞受賞者の連続レクチャーに顔を出す。これで今回のオフィシャルな仕事は終わり。空いた時間にロベルトに勧められたヘルツォーグのcaixa forumへ。古い建物を再生しながら基壇を抜き取って上に載せた。閉じた様式建築が一気に公共の開放性を獲得した。力わざだけどとても理解できる。その後昨日のパーティでテーブルをともにしたマドリード在住の建築家ロクサーナと会う。彼女がマドリードの周辺を案内してくれると言う。実はネットを見ながら行きたいと思っていたがとても1人では行けないとあきらめていた。ナイスオファー。
見るのは全て郊外のソーシャルハウジング。簡単に言うとマドリードの周辺はドーナツ状に団地群が続いている。その内の幾つかはコンペだったそうだ。トム・メインはコンクリートフレームの交錯する白い建物。作者不明のカラフルなコンテナハウス。FOAはベランダの周をすだれで覆った。開閉可能。ただしすだれは10年に一度換えるらしい。次は一気に北の郊外へ出る。そこにはMVRDVのハウジングが二つ。一つはタワーでちょっと唐突。もう一つはブロックを抜き取り風通しをよくした秀作。そこからバスで中心部の北のカスティージャ広場へ。もうあたりはまっ暗。二つのオフィスビルが斜めに建ってゲートのようだ。その向こうに100階を越える4本の超高層が並んでいた。一本はフォスター。ロクサーナは超高層は嫌いだとぼやく。これはマドリードを南北に貫くカスティージャ通りが新興郊外につながる結節点であり、なんだかシャンゼリゼのようでもあった。
今日はロクサーナのおかげで初めてバスに乗った。彼女は新しい町に来たらなるべくバスで移動しろと言う。町を見るために。そうだなあと痛感。昨日用事をこなすのにメトロであっちこっちかけめぐりながら、ポルトガルも東京もマドリードも同じだなあなんて思っていた。町の機能性は図式と数字に還元できるなんて計画学者が喜びそうなことを感じていた。いかに便利で使いやすいかは時間と値段で決まる。一方デザイン性は違う。時間と金に還元できないことを語らないならデザインやる資格ないしそれならメトロに乗りっぱなしではダメなのかも。でも旅行者にバスはつらいよな。
ぶらぶらカスティージャを歩きながら疲れてバスに乗り。中心部で降りて別れを告げる。最近スパニッシュ流のハグも自然になった。昨日疲れてもパーティに行った甲斐があった。ロクサーナに会わなければこんな貴重な経験は出来なかった。

マドリードで建築を考える

On November 6, 2010
by 卓 坂牛

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受賞者展覧会場
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ヌーベルでかい
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ディナーパーティー
朝6時ころ宿を出る。マドリード南のアトーチャ駅、コロン広場、スペイン広場をかけ足で見てから宿の近くのスタバでネットに繋ぐ。メールが気になったが特に急を要するものはなさそうだ。宿に戻り少し荷物を入れ換えてからレクチャー会場に。昨日のレセプションでは無事僕のパネルを見つけほっとした。白黒で出しているのは僕だけで悪くないと自己満足。最高責任者のチャールズにあいさつ。昨晩は日本のアンバッサダーが僕を探していたと言っていた。気がつかなかった。レクチャーのトップは僕で聴衆は少ないが1時間くらい話す。流石に準備不足であまり上手に話せなかった。続くトルコ、ドイツ、カナダなどは準備万端でなかなかうまい。トルコの建築家に僕は話す内容が多すぎだとサジェストされた。ヨーロッパ人は論理的である。建築は理詰めじゃない方が楽しいなどと思っていてもダメである。それならそうと説明しないと。加えて、つい日本の文脈を前提に話していたなと反省。相手を考えてレクチャーを構成しないとつたわらない。少し考えさせられた。
夕方ヌーベルが新館を設計したレイナソフィアミュージアムへ行く。ここは建物を見るより中身をゆっくり見ようと思っていったのだが、想定外で建築がスゴイ。ルッツェルン同様の大屋根でとにかくでかくて広い。サイズの力を改めて実感する。ここは近現代美術専門で、もちろんスペインのそれはピカソである。そして最大のメインはゲル二カ。25年前はガラスケースに入っていたような気がしたが、今回はケースも册もない。専門の監視人が両側に座り床のビニールテープのラインを越えないように見守るだけ。スペイン内戦のビデオや、それにまつわる戦争アートが丁寧に解説されゲルニカの理解が深まるように構成されている。
8時ころ美術館を出てリテイロ公園での受賞者を祝うディナーへ向かう。ドレスコードがいやで出ないつもりだったが、レクチャー後にチャールズが服装なんてどうでもいいから是非来いというので行くことにした。マドリード市長、元住宅局長、受賞者、地元建築家など150名くらいの盛り上がり。私のテーブルはヴェネゼーラ、スペイン、アルメニア、イタリアの建築家たち。ビエンナーレからスペインの建築事情と話題はこと欠かない。12時くらいになって、急に睡魔に襲われホテルへ戻ろうと席をたつとレクチャーを聞いてくれたスエーデン人のプロダクトデザイナーがポジティブな感想をくれた。さらに外に出ると涼んでいたカナダ人建築家がセクションの操作がインプレッシブだと賞賛してくれた。こんな国際的な場で自分の建築を話題にされたことは初めてだが、つくづく建築って受け取る人の文化的コンテクストでこんなに違うんだよなって思った一日だった

バスクを歩く

On November 5, 2010
by 卓 坂牛

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昨晩は時差のせいかあまり眠れず、そのまま朝5時ころ宿を出てタクシーで空港へ。空港はだれの設計だろうか?湾曲した構造に木の板が丁寧に張りついている。ビルバオまで1時間。ビルバオ空港は確かカルトラーバの設計。空港もいいが駐車場が半分地中に埋め、見える部分のスクリーンに一工夫されていて見事だった。ビルバオ空港からバスでサンセバスチャンへ向かう。あいにくの天気でビスケー湾は高波。そこにラファエル・モネオのガラスのホールが突如現れた。この潮風を肌で感じると、ガラスで覆う気持ちが実感できる。風雪(いや潮風に)に十分耐えている。バールで魚やタコのつまみで(ビールと行きたいところだが)パンとコーヒー。昨晩から食わず飲まずだったがやっと胃袋が満たされた。昼のバスでビルバオへ。グッゲンハイムは想像に近いものだった。それはビルバオ河畔に置かれた巨大彫刻だった。もちろんこの勇姿は周辺のコンテクストからとんでもなく浮いているのだが彫刻だと思うとすんなり受け入れられる。彫刻は周囲からきつ立することの方が普通なのだから。カルトラバの橋、フォスターの地下鉄を通りビルバオ美術館でバスク地方の二人の彫刻家オテイザとチリダの作品を見る。この二人はとても素敵だった。バスクの血がどのようなものなのか、一冊の本を読んだくらいでとても理解は出来ないが、純潔を守り抜いた彼らの血がここに現れているのだろうか?帰りの飛行機まで時間があるのでビルバオ河畔を歩いていると無骨な鉄の橋を見つけた。いやコレはなかなかいい。ビルバオの最優秀賞である。マドリードに戻り明日のレクチャーの打ち合わせ。

状況にコミットできるか

On November 4, 2010
by 卓 坂牛

アエロフロートに初めて乗った。脱出口の横の席にしてもらえたので楽だったが、隣に座ったロシア人が熊みたいにでかくてまいった。腕が僕の太ももくらいあり、顔は僕の2倍くらいあった。アエロフロートはエコノミーだとアルコールが出ないようだ。まあ機内では飲まない方なのでいいのだが。成田で買った今年の芥川賞受賞作赤染晶子『乙女の密告』新潮社2010を読む。京都の外語大が舞台。作者自身京都外大出身なので自分のことを書いているようである。会話がばりばりの京都弁。研究室の京都出身の子を思い出した。一本映画を見てから大塚英志+東浩紀『リアルのゆくえ-おたく/オタクはどう生きるか』講談社現代新書2008を読む。二人の2000年から2008年までの4つの対談が掲載されている。大塚が散々東につっかかっているのが面白い。大塚は東のことを常に状況を先回りしながらメタレベルで発言し、状況にコミットしないことにいら立ちを覚え、そうした東の姿勢をマーケッテイングだと評する。一方東は自らのポストモダン体質(小理論の林立)に対して大塚が「公民」というような比較的大きな理論をふりかざすことの無理を主張する。状況にコミットするそうした体質は趣味的と反撃する。大塚は僕と同じ世代なので彼の言うことはとてもよく分かる。こうした世代的な状況への態度差は建築界でも相同的に見える。私的な世界を徹底的に繰り広げる若い世代にとって状況はコミットする場所ではないように見える。
モスクワ空港は6時だというのに静かなものだ。インターネットプレースみたいなものがないので床のコンセントにつないでパソコンを打っている若者が結構いる。そこに仲間入りさせていただく。おっとwifiにただでつながる。すばらしい。

ダイナブックに悩む

On November 2, 2010
by 卓 坂牛

一昨年22万で勝った東芝のダイナブックが去年一年たたずして起動しなくなり、DVDが読めなくなった。いやもちろん書きこみも出来なくなった。メーカー保証で直ったはいいが、貴重なデータを取り出すのに5万くらい取られた。そして一年たたずしてDVDが壊れほどなく起動しなくなった。今度はヨドバシの5年延長保証に入っていたのでそれをもって修理を依頼した。それが、先日ヨドバシから電話があり、見積もりが28万円ですと言う。そこでヨドバシの保証でお願いしますと言うと、「すいませんきちんと説明してなかったかもしれませんが、この保証には上限19万があり差額はお支はらい下さい」と言う。そんなことは聞いていないと言ってもそれが規定だとのたまう。それにしても、買った値段より高い修理代ってあるか?それなら新品で頂きたい。差額3万で新品になるのなら払ってもいい。どこのどいつが差額9万払ってコンピューターを直すものか。それにしてもダイナブックは許せない。軽量化するために設計に無理があるのは見え見えである。壊れるのを承知で売っているとしか思えない。2年間で同じような症状を起こす製品に対して東芝はもっと誠意を見せるべきではないか????それともたまたま粗悪品をつかんだ貴方が不幸だったということなのか???

バスク人

On November 1, 2010
by 卓 坂牛

午前中学科会議。午後ゼミ。少しねじを巻いて最後のふんばり。ゼミ後貯まる一方の雑用を粛々と終わらせてからアルゼンチンの雑誌に送る原稿、留学する学生の推せん状、JIAの原稿、とにかく始めないと終わらない。そして講評会のゲスト、石黒さんに電話して快諾頂く。良かった。留守の前にやるべきこと、手を着けるべきことはだいたい終わった。しかし、唯一月末までと言われた原稿が出来ていない。ぐすん。でももう少し時間をかけないと送れない。ごめんなさい。7時半のアサマに飛び乗る。渡辺哲朗『バスクとバスク人』平凡社2004を読む。ビルバオに行く前に少しバスクを調べておきたかった。アスレティック・ビルバオ(サッカーチーム)はスペインリーグで唯一スペイン人(バスク人)だけで構成されているチームだそうだ。なるほどそういう人々なのだ。これで興味も倍増である。夜間帰宅。帰宅後も大学の雑用資料に追われる。どうしてこう公的書類は字が小さい上に書く蘭が狭いのだろうか??????かみさんに大学に郵送しておくように頼む

文化の混合

On October 31, 2010
by 卓 坂牛

娘に文化祭に来て欲しいと頼まれたのだが、スペインの下調べがまったく出来ていないので残念だが一日地図とにらめっこ。それから荷物のパッキング。ネットでマドリードの天気予報を見ると最低が7~8度最高は20度。長野以上に温度差が大きい。昨日のブログにビルバオに行くと書いたら旧友がビルバオ情報を送ってきてくれた。ありがたい。彼は魚博士だからビルバオで魚研究していたのだろうか?
夕方家を出てジムで一汗流しそのまま東京駅へ。丸善によって丹下敏明『スペイン建築史』相模選書1979を買いアサマに乗る。大学の卒業旅行で北アフリカからスペインを周りイスラム建築を堪能したが、歴史をひもとくと、スペイン建築の特徴はまさに8世紀のイスラム進入、その後のレコンキスタの戦いという歴史の中で生まれた文化のミックスチャに大きく影響されているようだ。アルハンブラだってキリスト教徒が使っていたわけだ。これはポルトガルも同じだった。
長野は雨。16度。少し寒さが和らいだ。

リゴレッタのホテルを予約

On October 30, 2010
by 卓 坂牛

展覧会パネルが着いていませんとメールが来た。ついでに、貴方の講演は11月5日の12時から5時の間というプログラムが来た。なんだか直前までこういう物が来ないし、届いていないと言う知らせも遅いし、いら立つな。いい加減な組織なのだろうか?まあスペインだしなあ。気にせずこちらも適当にやろう。マジでつきあっていても仕方ないしなあ。午後事務所で渡欧中の現場定例などについて打ち合わせ。夜ジムで久しぶりに汗を流す。気持ちいい。夕食後、スペイン内移動用の飛行機やビルバオのホテルの予約。バルセロナに行くか、ビルバオに行くか迷ったが圧倒的にビルバオと日建亀井さんに勧められた。でも何がいいのか聞いていない。行けば分かるだろうと結構適当。ビルバオにはリゴレッタ設計のホテルがある。ディスカウントルームが50あり8000円くらい。安い。これを予約。ビルバオ~サンセバスチャンはどう行けばいいのだろうか?ネットで見ているとサンセバスチャンにはモネオのガラスのホールが海沿いにある。コレ見たかったな。

これからはラテンアメリカ

On October 30, 2010
by 卓 坂牛

昨晩学生と飲んで少し残った。あたまがくらくらする。昨晩までの冷えこみがやわらいで暖かい朝。大学で不思議な出勤簿に半年分の印鑑を押して研究室へ。2コマ目のデザイン論の講義。今日は一際少ない学生、そして半分寝ている。こんな学生が沢山いると、まあこの大学もこれからどうなるのやらと思う一方なんだか気分が楽になる。先日小嶋さんと飲んだとき、「坂牛さん信大何年目?」と聞かれ6年と答えたら、赴任したとき1年の学生がm2ですねと言われた。それどういう意味?と聞くと、それ以降の学生はもう建築家坂牛ではなく坂牛先生の価値しかないのだよと言われた。入ったとき既にいる先生は先生でしかない。そうかもしれない。今の2年生にとって僕はあくまでone of them。そうだよねえ。あたりまえだよなあ。午後の製図を終えて学生と少し話をして東京へ。東京で某大学に行き来年の話をする。終わってU先生。Y先生と神楽坂で夕食。これからは少し国際的に交流を図ろうと話をする。来年はUBAにワークショップに行くが、さらにブラジル、スペインとも交流を深めたい。これからはラテンアメリカ+スパニッシュの時代である。

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