Taku Sakaushi

Diary

ロベルト長野最後の日

On October 18, 2010
by 卓 坂牛

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昨日1週間ぶりに家に帰り今日は一週間ぶりの事務所ワーク。間が長くてもメールのやり取りで大まかな流れはおさえているけれど伝えにくい細かなことは溜まるものである。さらに展覧会、展覧会、ワークショップ、シンポジウムなどが続くとメール対応もままならず、それらの積み残しがどっと溜まりその調整に追われる。
土日神戸、瀬戸内海と長野を離れている間ロベルトは学生と留学生の親に任せていたらお礼のメールがロベルトから来た。長野のあまり行けないような庭や建物を案内してもらったこととそれをフォローした学生のkindnessに対する感謝のメールである。You have to be very proud of them(students)。と言う言葉が泣ける。学生もこうやって成長するのだろう。

瀬戸内芸術祭を2島ほど見る

On October 18, 2010
by 卓 坂牛

4時ころホテルに戻りシャワーを浴びて迎えを待つうちに寝てしまった。5時ころたたき起こされレンタカーのバンで宇野港へ向かう。車中は熟睡。8時ころ港に着きチャーターした船で豊島(てしま)へ向かう。今日は西沢立衛氏設計の豊島美術館のオープニングである。9時ころ整理券をもらうが入れるのは11時30分。一度港のあたりまで戻りオラファーを見るが、余りに小規模作品でがっかり。ボルタンスキーは1時間半待ちで見るのを(聞くのを)やめて砂浜をぶらぶら。11時半美術館に戻るとばったり平瀬さんにお会いする。彼らは来るのが遅く整理券を貰えず入場できないとのこと。朝早く来た甲斐があった。R0022732%E8%B1%8A%E5%B3%B6.JPG
中に入ると平面はしずく。断面は無柱のシェル。天井は高いところで4.5メートルくらい。直径10メートルくらいの穴が二つ開いている。空気は外部。床面の針の穴程度の小さな穴から水が出てきて直径3センチから30センチくらいのしずくが表面張力で緩やかな床の斜面をゆっくりと滑る。そして数か所の僅かばかり低い場所に溜まっている。そしてどこかで知らぬうちにこの水はまた地中に吸いこまれている。内藤礼の作品である。静寂と静かな動きとその背景の西沢建築は息を飲む。そのそばには似たような形のカフェがありこちらの床は絨毯。人は寝そべり休憩できる。12時半山の上の方の「島キッチン」で昼食をとる。既存民家を改修し、さらに緩やかな屋根の縁側を生みだした。設計は安部良、構造は金田研究室。民家のスケール、マテリアルと絶妙の繋がりを作った秀作だ。この屋根の下にいるとなんとも心地よかった。
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食後は幾つかのアートを眺め豊島を後にしてチャーターボートは犬島へ移動。そこで妹島さんにばったりお会いする。御挨拶してから妹島プロジェクトを4つ見る。最近の妹島ミニマル建築のディテールはどれもこれも絶品である。監理するスタッフの力量が分かる。
犬島を後にして夕日が沈む瀬戸内海を宇野へ戻り岡山駅に着いたのは6時半。食料を買い込みのぞみで東京へ。車中曽我部氏が知り合いにあって話をしている、よく見ると日比野克彦氏。日比野克彦個展の招待状をいただく。今日はいろいろな人にお会いする日である

八潮の成果を神戸で展示

On October 18, 2010
by 卓 坂牛

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朝3時に出発する予定が、待てど暮らせど学生は来ない。結局出発できたのは4時半ころ。琵琶湖を経由しながら神戸に着いたのは11時半。会場は思った以上にきれいにできていた。それにしても古い生糸検査所を市が買い取りデザインイベントの本拠地にしようとしているのだからさすが神戸である。この場所でGLOCAL NEIGHBOURHOOD MEETING in KOBEと題して、八潮公園計画の展覧会とシンポジウムを行った。ゲストには神戸芸術工科大学の長濱先生、立命館大学の武田先生が来られ的確なか感想を頂いた。さあこれから議論が核心へ向うというところで時間切れとなってしまった。しかしその後の懇親会を含めて突っ込んだ議論をさせて頂けたのは実りあった。学生、武田先生とは4時近くまで話明かす。

ワークショップ作品講評会

On October 15, 2010
by 卓 坂牛

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ワークショップ講評会を午後から行う13作品から半分くらい選びプレゼンをしてもらおうと思ったが思いのほか皆良いできで、全員に発表してもらうことにした。その後僕が5作品とロベルトが6作品を選んだ。そうすると4作品が共通していた。建築の講評会だとこういうことはよくあるのだが、屋根をつくれというワークショップで材料はA3の紙三枚、サイズも指定されていると出てくるもののデザインのヴァリエーションはあってもクオリティはかなり近似する。つまり実に選ぶの難しい。評価ポイントは①敷地との関係性が語られていること ②紙という素材がきちんと構造的に建築化されていること ③A3の紙を3枚使っていること ④ポエティックな美しさがあること。という評価軸で2人で合計7作品を選び再度質問、コメントを与えた。さてその後2人で議論僕と彼の意見があった作品一つを最優秀賞とし、ロベルト賞、坂牛賞を決定して、それはパーティの席で発表することにした。
ワークショッププログラムもこれでほぼ終わり。後は展覧会に今日の成果を陳列し、残り二日の会期を終えるのみである。

シンポジウム

On October 15, 2010
by 卓 坂牛

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10時からロベルトとエスキス開始。13チームを10分ずつ2時間半くらい。終わって今日は長野の現代建築を見ることにする。みかんぐみのNHK。僕の日建時代の長野県信用組合。そして東山美術館。そのあと善光寺にお参り。この寺の祈り方を聞いたら「ここは神社だけど2礼2拍手1礼の必要はないよ」と言われた「じ、ん、じ、ゃ????」驚いた。ぶらぶら表参道をおりてシンポジウム会場へ向かう。シンポジウムは展覧会場でもある。すでに多くの人でいっぱい。古い場所に新しいものを挿入するときの作法は?という議論から始まり、何を我々は残さなければならないのか?建築の新しさとは何か?という深い議論ができた。
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A3の紙3枚でA3サイズの屋根を作る

On October 13, 2010
by 卓 坂牛

朝、重たい打ち合わせを某教授としていたら昼近い。あせってあっちこっち駆け回り諸調整。12時近くにロベルトが大学に到着。アルゼンチンからいろいろな本を持ってきてプレゼントしてくれた。その中にブエノスアイレスの公共コンペの歴史という分厚い本がある。なんと700ページ。1825年から2006年までに行われた1000近いコンペの1位のドローイング模型そして実現したものはその写真が載っている。ロベルトはこの編集者の一人である。スペイン語だけだというのが残念だが、その図版を見ているだけで、建国以来のこの国の建築史がおおよそ頭に入る。
昼ころ信大松本のスペイン語教師、橋本エリサ先生が来られ通訳の打ち合わせ。橋本先生はブエノスアイレス生まれ。思わずロベルトの奥さんマリアとBA話で盛り上がる。1時半からレクチャー開始。大会議室はほぼ満員。外部の方も含め150名程度。アイゼンマン、ヘイダックらのアルゼンチンでのワークショップの話に始まり、自作を含めて1時間半。哲学、文学、そしてエンジニアリングと話は多岐にわたる。橋本先生も大変。講演の後はワークショップ参加の学生への課題の説明。場所はラプラタ川に面した公園。課題は人の集まる屋根を作れというもの。材料はA3の紙三枚。これを全部使って、1/100でA3サイズの屋根を作れという課題である。これはなかなか難しい。うまく使わないと紙が余るはずである。折り曲げたり、カットしたり、織ったりすることで紙の重複を作りだし、構造的に強くして、そして屋根を作らねばならないのである。
6時ころ説明が終わる。参加者は日工大から来てくれた学生を含め2年生からm2まで40名。これを13のチームに分けて2日で作る。さっそく製図室は熱気で盛り上がっている。僕も学生と一緒になってしばらく折り紙を楽しむ。昔横断道の換気塔を設計していたころは毎日ひたすらこの折り紙をやっていたので懐かしい。明日は10時からロベルトとエスキスチェック。楽しみである。

オリンピックのデザイン

On October 12, 2010
by 卓 坂牛

午前中のあさまで長野へ。駅からアルゼンチン建築展の会場であるボンクラへ向かう。会場には担当の学生が数名いた。会場を一通り見終わったころにお客さんが入ってきた。家族3人連れ。どこかでポスターでも見ましたか?と聞くと、歩いていてふらりと入ったという。その割にはとても熱心に見てくれた。ブエノスアイレス、長野、京都のセームスケールの都市模型が分かりやすくて面白かったと感想を聞かせてくれた。
ボンクラを後にしてぶらぶらと表参道を歩いて下ると左側に冬季オリンピックの表彰会場が今でも残っている。明日ロベルトが来たら、「ここが1998年冬季オリンピックの、、、、」と説明するのかなあと思いつつ、それにしては表参道の中央にただの駐車場と化した錆びついた会場はあまりにさびしいと悲しくなった。長野へ来る車中、原研哉の『デザインのデザイン』岩波書店2003を読んでいたのだが、その中に長野オリンピック開会式のプログラムデザインが載っていた。それは、それはとてもよくできた繊細なデザインである。日本語の縦書きと外国語横書きがブロックの塊のごとくグラフィカルに配置され、しかも印字された部分の紙が薄くなり透けて見えるように工夫された紙を使っているのだそうだ。それは雪と氷を連想させる工夫だとか。グラフィックがそれだけよく考えられているにもかかわらず、建築は何してるの???とイライラした。
駅でそばを食べて大学に来てネット上でワークショップによるいろいろな出費の購入伝票やら旅費伝票などの整理をする。異様に煩雑なこの作業にまたまたイライラする。こんなにインターフェースが不親切で手間のかかるソフトって未だにあるのだろうか?この手の伝票は毎日打ちこむわけではないのだから、そのアプリに慣れるなんて無理である。考えなくても打ちこめるようなデザインになってなければ使えないよ!!

学生による展覧会デザイン

On October 12, 2010
by 卓 坂牛

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午前中ロスコの本を読み続ける。これは単なる彼の芸術的思想ではない。芸術家の置かれている社会的状況についての彼の不満も見えがくれしている。ロスコにしてこうなのかと思う。先日の永江による堤へのインタビューで堤は、文化は事業になるけれど芸術は成らないと言っていたがそのとおりである。
昼にアルゼンチン建築展in長野の設営写真が送られてきた。微々たる予算で学生が知恵を絞って作り上げた会場。素晴らしいものである。何度も会場模型を作っては修正し、展示物も30分の1の模型の上に貼りつけて壁のバランスを見て作ったものである。一見シンプルに見えても、唯の倉庫みたいな場所である。汚いところをうまく隠して、照明器具も手持ちの物をうまく利用して、そしてパネルにする写真材料をアルゼンチンから収集して、この状態に作り上げるのはそう簡単なことではない。明日実物を見るのが楽しみだ。見たら見たでまた文句もでるのだろうが。
夕方理科大でロベルトの講演会。なかなか興味深い作品を幾つか見せてもらった。来週の長野での講演会が楽しみである。夜は理科大の山名氏と神戸芸工大の鈴木氏、そしてロベルト夫妻を我が家に招く。

コルビュジエ・谷口・安藤・篠原・坂本

On October 10, 2010
by 卓 坂牛

こんなこともあるもんだ。金沢から東京へ来るアルゼンチン建築家ロベルト・ブスネリと東京駅で会う予定で1時20分に来てみたら、なんと上野東京間で車両故障。新幹線が東京駅に入って来られないでいるらしい。聞くとお目当てのmaxときは大宮あたりで動かないでいるようだ。世界の新幹線が外国の友達が来た時に限って事故るとは???どうしようかと思っていたらロベルトから電話。新幹線が故障なのでノーマルトレインに乗り換えたと言う。ホー気が効く。ほどなく我々は上野で会うことができた。1年ぶりの再会である。せっかく上野にいるのでコルビュジエや谷口や安藤を見ることにする。その後いったんホテルに荷物を置いてからGolden Lion Prizeの篠原を見に東工大に行きその隣の坂本のTech Frontを見る。二つの対照的な作り方に興味を持ったようだ。加えて昨日見てきた金沢21世紀美術館同様のpeople meet in architectureの発想をTech Frontにも見出していた。外人建築家の定番コース表参道も行くか?と聞いたらもう暗いのでいいと言う。今年ブエノスアイレス大学の6年生の授業で表参道の全ての建築を模型で作ったと言う。なんということでしょう。そんなに熟知しているならもはや僕の説明は要るまい。実は僕のYAMAという住宅も学生が模型で作った。地球の裏側で自分の設計に興味を持つ学生がいるというのは嬉しい限り。先日その学生が幾つかのコンセプチャルな質問事項とともに模型写真を送ってきた時はびっくりした。
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作品選奨

On October 10, 2010
by 卓 坂牛

来月の出張用の飛行機の予約。国際線で安いチケットをネット上で探すのにいつもHISのページを使うのだが、最後の最後まで行かないと残っているかどうか分からないし、値段も分からない。安い順に並べてもらっても結局30回くらいクリックしないと最終判断に行きつかない。もっとオンタイムの一覧情報が見られるようなサイトはないのだろうか?
午後学会に行って作品選集の中から選奨候補を選び出す作業。既に何度も見たファイルを再度全部見る。100見るのだから結構かかる。これは文句なくいいなあと思えるものは15くらいある。それならこれで決まりなのだが(最終的には12選ぶ)、先ずは24選ぶと言うのがルール。15から先の10を選ぶのに悪戦苦闘する。
選ぶ側に回るといつも勉強させられる。100に残っているものは既にかなりの質を持っているのだから、そこから頭半分飛び出るのは大変である。しかしその頭の差が無いと選奨にはならない。15にはそれがあるということである。
学会からの行き帰りマーク・ロスコ著/クリストファー・ロスコ編/中村和雄訳『ロスコ芸術家のリアリティ―美術論集―』みすず書房2009を読む。ロスコの死後30年くらいたって息子のクリストファーが編纂し世に登場した本である。息子の序文しか読んでいないが、最も好きな芸術家のひとりなのでその言葉は興味深い。
夜ジムへ行って1時間汗を流す。流した汗の分だけ四ッ谷の玄(と言う名のろばた焼き屋)で焼酎飲む。

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