Taku Sakaushi

Diary

日曜の朝の楽しみ

On December 11, 2005
by 卓 坂牛

966orafa[1].jpg日曜の朝に近くの美術館行って、ランチ食べて帰ってくるのは気分いい。なるべくさっさと見て帰る。ついでにパソコン持って行ってランチが出てくるまでの間に感想を打ち込んで、コラムに載せる。今日のオラファーは原美術館の庭を見ながら誰もいないレストランでカプチーノ飲みながらタイプしてました。気持ちいい。
帰って、読みかけの『カーニヴァル化する社会』の続きを読み、事務所行って、4時からfプロジェクトの打ち合わせを井上さんとする。少し面白くなってきた。
家に帰って食事して、アルバム送る人の名簿整理して、明々後日の授業「言葉と建築」のサマリー作りをする。

レポートチェック

On December 10, 2005
by 卓 坂牛

製図の授業を終えて、学食で夕食、ネット上に提出された学部生のレポートだけでもチェックコメントを書いて、新幹線に飛び乗り、帰宅、シャワーを浴びて、院生のレポートチェック。学部生は少し文章が書けるようになってきた。院生のレポートは今回は凡庸。アマゾンに頼んでいた、宮台真司、鈴木謙介、盛山和夫の本が届いていた。まとめて一気に読んでしまおう。

水曜日の夜は忙しい

On December 7, 2005
by 卓 坂牛

後期に入ると私が東京に居る日が減った。どうも月火はつかまらない。木の夜は長野に行ってしまうし、金の夜東京に帰るのは遅い。それを察知しはじめた私の知り合いは水曜の夜狙い打ちで予約をしてくる。しかしこちらも水曜木曜でなんとかスタッフとの打ちあわせはしたいのである。
午前中大学院の空間設計の授業、今日のテーマはnatureちょっと重い。午後文部科学省に出す書類を諸先生達と作成。3時53分の新幹線で東京へ。社内では東浩紀の新刊を読む。面白い。その中に紹介されている社会学者の本を買いに丸善に寄りたいところだが、そんな時間はないので事務所へ直行。雑務をこなし7時に来た井上さんと打ち合わせ。8時30分に失礼し、会食。

研究室のファンヒーター

On December 6, 2005
by 卓 坂牛

RIMG0056.jpg


先日リンナイのガスファンヒーターをネットで買いました。学生部屋のために買ったのだけれど、自分の部屋が一人で寒くなってきたので学生部屋から頂いてきてしまった(ゴメン)。4万以上するのがネットで1万3千円くらいで大変お買い得。しかし安いだけあってこれがすごいデザインなのである。大型ランチボックスのような形の上色はマンゴ色である。驚き。

長野は大雪

On December 5, 2005
by 卓 坂牛

朝研究室に来たとき(7時半)は普通に曇りだったのに会議が始まる9時には10メートル先が見えないほどの大雪。それが11時くらいにはもうやんでいた。そして昼間は晴れ。どうも今晩も降るらしい。会議の時に「坂牛先生始めての雪ですね」と言われ「はい」と返事をした。とにかくただびっくりしてしまった。
今日は会議の後そのまま次の打ち合わせに突入し、朝から夜までご飯食べられなかった。さあて、これから授業の要約作ったり、会議の資料作ったり。もう少しやることはあるなあ。

ドイツ写真の現在は必見

On December 4, 2005
by 卓 坂牛

昨日レクチャー終わって谷川先生たちとご飯食べたときの話題で杉本博司の写真が登場。谷川先生はあれは「劇場でシャッター2時間開けっ放しという技を思いついただけ」なんて割と冷めていたのだが、勝谷さんなんかは、あれはすごいというのでじゃあちょっと見てくるかと、どうせなら近代美術館でやっているドイツの写真とザンダー展も見てこようと、朝一で竹橋へ。
なんといってもティルマンスが目玉と意気込んでいったのですが、気持ち悪いほど圧倒されたのはAndreas Gursky でした。デュッセルドルフ芸術アカデミー卒だからベッヒャーと同窓。15くらい若いけれど。ガスルキーの写真は香港証券取引所と称してそこに見事に並んだ机で同じユニフォームでコンピューターを睨む証券マン500人。あるいはアメリカの牧場を高さ100メートルくらいからやや斜めに見下ろす。グリッド状に柵が作られておりその中に見える馬の数約一万頭である。
つまりはその量に訴えている。数学的崇高さと言ってもいいかもしれないその訴求力は問答無用である。もちろん現物のその画面の大きさもすごい。一つの写真の大きさが2メートル×3メートルくらいある。
昨日の話で言えばこれはもちろん圧倒的な視覚性に訴えているのでる。一方ティルマンスは日常派であり、日常の風景。ペットボトルの水、隣であくびしている兄ちゃんなどなど。写真の大きさも大きくてA1小さいのはキャビネである。
Thomas Demandoはまるで安村崇のようである日常の解像度の高い切り取りで、輪郭はシャープだがその内側はきわめて平面的でポスターカラーで塗りつぶしたようである。HansーChristian Schinkも土木的規模の物の形の力に訴えている。とても視覚的である。
昨日の話でなぞらえて言えば、日常的な視覚性の力に期待したいところだが、今日の作品で見る限り、崇高的な形や現象の方が強度ありというところなのである。
さてその足で六本木に行き杉本博司を見た。この人はとても分かりやすい人でテーマを決めたらそれで何十年も追い詰めるのである。多分皆さんもそういうと思うけれど、見た中ではseascapeという世界の海をとった写真がいい。何十年もとっているから同じような写真がたくさんある。そしてそれが真っ暗な部屋に水墨画のように飾られ池田亮司の音楽が流れる。この総合性と量である。
やはり量である。まいったな今日は。非日常性や量にやられてしまった。

BOSEのラジカセを買いました

On December 2, 2005
by 卓 坂牛

boseのラジカセ買って研究室に置いてみた。すごくいい音。とても気に入った。boseの特徴は間接音を計算して作っているということなんだそうで。あまりオーディオのことは知りませんが、すごいものだ。朝7時頃研究室に来てこのラジカセで最新のチルアウトの曲聴いていたら、そのまま深い眠りに入りそうだった。

夢で怒られた

On December 2, 2005
by 卓 坂牛

昨晩は『SD2005』の打ち上げをホタルイカで行いました。
http://www.ofda.jp/sakaushi/works/type/04commercial_facility/01/index.html
鹿島の久保田さん、打海さん、ナンジョウアンド アソシエイツの長田さん柴田さん、乾建築設計事務所の乾さん加藤イオさん、青山秀樹さんと久しぶりにここのイタリア料理を頂きました。久保田さんは風邪で声が出ず、苦しんでいました。長田さんからは最近行かれたという青木さんの青森の美術館が新品なのに新品に見えないところがすごいと言うのを聞いてとても興味が沸きました。今度行ってみよう。両親の故郷でもあるし。乾さんは初めてお会いしましたがいろいろなことを噛みしめながら理解されているところがとてもチャーミングです。
一足先に帰り最終で長野に来ました。どういうわけか建築のことをいろいろ考えて寝たせいか、夢にワークステーションの高橋晶子さんが出てきて「坂牛君、ビタミン速度が足りないよ」と言われモット速度、と怒られているのでした。因みにこの速度については2日前の大学院の授業でサンテリアの話しになってモダニズムの教義に速度を取り込んだのは未来派だけだし、それは現代ヴィリリオが理論家しているなんて話しをした後だったのでした。
うーん速度が足りないか?

無題

On December 1, 2005
by 卓 坂牛

水曜の午後は授業が終わり次第なるべく早く東京に戻り、皆と打ち合わせ。4時ころから、木からsuの一年め検査の結果を聞き、saの色の話。5時から、中、有とreのお金、スリム案の検討。6時から新たなsaプロジェクトについて大、加のタッグチームと打ち合わせ、これまでの経緯を説明。7時からi井とfuの案の検討。人と会う約束をしているので、8時に帰った。
suでは北向きトップライトの熱さ対策を考える。saの色は黒の外壁をクライアントが難色を示している。別に黒にこだわっているわけではないので、今度の定例に事例をみせることとする。reでは基本設計見積もりでお金を詰めるという今までないやりかたをしている。スペックダウンはもとより、形をスリムにすることで少しいい方向に動いている。しかし為替レートが効くということを始めて経験する。初めての国外プロジェクトだけにがんばりたい。新たなsaは2棟だて3世代住宅ということもあり担当者も二人というこれも新たなやり方である。うまくいくであろう。fuは坪60万の木造住宅で、これも僕としてははじめてのローコスト住宅である。

久しぶりの授業

On November 29, 2005
by 卓 坂牛

先週は推薦入試の面接があったり、祝日があったり、ついでに小田原のコンペの提出があったりで(これは公式には関係ないが)講義がなかった。今日は一週間ぶりである。講義をすると考えがまとまり、頭がすっきりするし、一生懸命な彼等の顔を見るとうれしくなる。が、一方で寝ている学生も沢山いる。別にこの授業は選択だし、そんな学生はこの授業に来なければいいのに。家で寝てくればいい。そんな学生に単位をあげる気もさらさら無いし。無駄な努力をする前にお帰りと言いたくなってしまう。もちろん、3年以上の学生にそういう人はいないようで、来年からは3年以上のデザイン希望者のみにしたいものだ。
今村君が難波さんのブログに「講評会に来ないような学生は転部なり転学科すればいいのに」と書いてあったと言うが、もっともである。お互い無理してやる必要はないのである。

« Previous Page Next Page »

Archives

  • October 2024
  • September 2024
  • August 2024
  • July 2024
  • June 2024
  • May 2024
  • April 2024
  • March 2024
  • February 2024
  • January 2024
  • December 2023
  • November 2023
  • October 2023
  • September 2023
  • August 2023
  • July 2023
  • June 2023
  • May 2023
  • April 2023
  • March 2023
  • February 2023
  • January 2023
  • December 2022
  • November 2022
  • October 2022
  • September 2022
  • August 2022
  • July 2022
  • June 2022
  • May 2022
  • April 2022
  • March 2022
  • February 2022
  • January 2022
  • December 2021
  • November 2021
  • October 2021
  • September 2021
  • August 2021
  • July 2021
  • June 2021
  • May 2021
  • April 2021
  • March 2021
  • February 2021
  • January 2021
  • December 2020
  • November 2020
  • October 2020
  • September 2020
  • August 2020
  • July 2020
  • June 2020
  • May 2020
  • April 2020
  • March 2020
  • February 2020
  • January 2020
  • December 2019
  • November 2019
  • October 2019
  • September 2019
  • August 2019
  • July 2019
  • June 2019
  • May 2019
  • April 2019
  • March 2019
  • February 2019
  • January 2019
  • December 2018
  • November 2018
  • October 2018
  • September 2018
  • August 2018
  • July 2018
  • June 2018
  • May 2018
  • April 2018
  • March 2018
  • February 2018
  • January 2018
  • December 2017
  • November 2017
  • October 2017
  • September 2017
  • August 2017
  • July 2017
  • June 2017
  • May 2017
  • April 2017
  • March 2017
  • February 2017
  • January 2017
  • December 2016
  • November 2016
  • October 2016
  • September 2016
  • August 2016
  • July 2016
  • June 2016
  • May 2016
  • April 2016
  • March 2016
  • February 2016
  • January 2016
  • December 2015
  • November 2015
  • October 2015
  • September 2015
  • August 2015
  • July 2015
  • June 2015
  • May 2015
  • April 2015
  • March 2015
  • February 2015
  • January 2015
  • December 2014
  • November 2014
  • October 2014
  • September 2014
  • August 2014
  • July 2014
  • June 2014
  • May 2014
  • April 2014
  • March 2014
  • February 2014
  • January 2014
  • December 2013
  • November 2013
  • October 2013
  • September 2013
  • August 2013
  • July 2013
  • June 2013
  • May 2013
  • April 2013
  • March 2013
  • February 2013
  • January 2013
  • December 2012
  • November 2012
  • October 2012
  • September 2012
  • August 2012
  • July 2012
  • June 2012
  • May 2012
  • April 2012
  • March 2012
  • February 2012
  • January 2012
  • December 2011
  • November 2011
  • October 2011
  • September 2011
  • August 2011
  • July 2011
  • June 2011
  • May 2011
  • April 2011
  • March 2011
  • February 2011
  • January 2011
  • December 2010
  • November 2010
  • October 2010
  • September 2010
  • August 2010
  • July 2010
  • June 2010
  • May 2010
  • April 2010
  • March 2010
  • February 2010
  • January 2010
  • December 2009
  • November 2009
  • October 2009
  • September 2009
  • August 2009
  • July 2009
  • June 2009
  • May 2009
  • April 2009
  • March 2009
  • February 2009
  • January 2009
  • December 2008
  • November 2008
  • October 2008
  • September 2008
  • August 2008
  • July 2008
  • June 2008
  • May 2008
  • April 2008
  • March 2008
  • February 2008
  • January 2008
  • December 2007
  • November 2007
  • October 2007
  • September 2007
  • August 2007
  • July 2007
  • June 2007
  • May 2007
  • April 2007
  • March 2007
  • February 2007
  • January 2007
  • December 2006
  • November 2006
  • October 2006
  • September 2006
  • August 2006
  • July 2006
  • June 2006
  • May 2006
  • April 2006
  • March 2006
  • February 2006
  • January 2006
  • December 2005
  • November 2005
  • October 2005
  • Home
  • About
    • Profile
    • Team
  • Works
  • Blog
    • Text
    • Column
  • Contact
  • University
    • Lab
    • Lecture
  • O.F.D.A Home
  • #

© Copyright 2016 O.F.D.A.