Taku Sakaushi

Diary

羊・ヤンキ-

On May 17, 2009
by 卓 坂牛

今日はひょんなことから信大繊維学部の農場で羊の毛を刈ることになった。上田のキャンパスから少し離れた景色の素晴らしい山裾にこの農場はある。因みに農場の隣には伊東さんの設計した大田区の保養所がある。長野の中でも有数の美しいランドスケープである。30名くらいが5チームに分かれて羊の毛を刈る。大型のバリカンで20センチくらいに伸びた毛を刈り取るのだが、バリカンの角度を間違えると皮膚を傷つけてしまう。そのためにヨードチンキも用意されている。刈り方が上手ならば羊も安心して静かにしている。そうするとまた上手に刈れる。けがをさせると羊も不安で暴れる。悪循環である。実はこの毛刈りは小諸に移転を計画する会社の社長が企画したもの。終わって社長の話をいろいろ聞く。そして現在移転を検討中の敷地へ車で案内してもらった。ほー長野にもいろいろな場所があるものだと感心した。
大学に戻り難波功士『ヤンキー進化論』光文社新書2009を読む。この本ではヤンキーとは階層が低く見られ、性的役割については保守的で、自国や地元を志向するものと定義されている。もちろんツッパリであるというのが先ずは根底にある。それにしても結構定義の幅が広い。しかしこの幅の広さがヤンキーが絶えない理由だと書いてある。ゼミで90年代論をやっているが、ヤンキー文化は少なからずこの時代にも影響を及ぼしている。たとえばVシネマなんて言うものはヤンキー文化の落とし子であろうし、チーマー現象も暴走族の違う形の現れだと説明されている。しかしいつの時代にでも悪がきは棲息するだろうし、その中には性的にコンサバでナショナルな奴らはいるのでは(あくまで勝手な想像だが)、であるなら、それらを全部ヤンキーと呼んでしまうと有史以来どこにでもヤンキーは生きていたのではと思えてしまいそうだが。
それにしてもこの本を読みながらyou tubeで懐かしい暴走族の映像を見ていたら、アフロの髪の毛が羊に見えてきてしまった。

旧友来日

On May 15, 2009
by 卓 坂牛

午前中早稲田の講義演習。今日は学生の発表。一人10分パワポを使って、町で見かけた男性性⇔女性性、あるいは消費性⇔永遠性を語ってもらった。去年に比べおとなしい。というか見る目が陳腐。終わって事務所に戻り一休み。3時に渋谷グランベルホテルでucla時代のクラスメートEdmund Einy夫妻とおち合う。卒業してから日本でもL.A.でも会っているがそれでも10年ぶりくらいである。全く変わっていない。こちらはだいぶ変わった。Edmundはヨーロッパからの留学生が大半を占める僕らのクラスで数少ないL.A.育ちのアメリカ人。卒業してからはいくつかの事務所で仕事をして現在はGKK、LA(40人程度の事務所)のdirectorになっている。事務所ではスクールやシティホールの設計が多く、事務所の仕事とは別に夫妻で住宅の設計などしてGAhousesに3回くらい掲載されている。
インフルエンザは大丈夫?と聞いたら、情報は常にexaggerateされる。成田では45分間飛行機の中に閉じ込められ書類を書かされたと愚痴っぽかった。夫妻をリーテム東京工場に案内する。僕も久しぶりに見るのだが、ガラス皮膜は顕在だが全体にだいぶ年をとった感じである。アメリカではリサイクルはかなり遅れていてゴミの分別収集などしていないそうだ。しかしサスティナブルな建築はおお流行りでみんなしてgreen greenだと笑っていた。ホタルイカで夕食をと思い電話をしたが今日はお休み。仕方なく東京駅周辺で夕食。食事中彼らが作った見学リストを見せてもらった。100近い建物の建築家と住所がリストアップされ、それらはマップ上にマークされていた。凄いリサーチ。注目は妹島、伊東、のようである。日本の建築家でもっとも有名なのは誰かと尋ねられたので、やはり安藤だろうと言うと「still?]と驚く。「今やテレビのワイドショーにも登場するよ」と付け加えると「それはアメリカで言えばゲーリーだね、彼を知らない人はいない」と言っていた。東京駅で別れ事務所へ戻る。明後日のプレゼンのマテリアルチェック。

モーレツ教授の生きざま

On May 14, 2009
by 卓 坂牛

昨晩丸善で一冊だけ宅配に回さず持って帰った本をベッドで読み始めた。今野浩『すべて僕に任せてください―東工大モーレツ天才助教授の悲劇』新潮社2009なる本である。「頼まれると断れず、次々と降りかかる膨大な雑用に疲弊し、ポスト争いや「調整」に翻弄される日々―。成果として論文の数を問われるものの、本業である研究に没頭すること自体がいかに難しいか。元東工大教授が、共に勤務した研究者の半生を通じて明かす、理工系大学の実態」という帯の言葉に惹かれて思わず手に取ってしまった。そして読み始めたら止まらなくなった。著者は数学者だが、教育統計学が専門のため数学科ではなく文系の学者が集まる一般教育セクションに配属された。ここはその昔から文系一匹狼の棲息地である。著者在職中は江藤淳、永井陽之助、吉田夏彦など蒼蒼たる有名人が居並び、一匹狼であるがゆえに全くまとまりを欠いていたとのこと。僕が在学中も、あのセクションはテレビに登場するスターが集まり、組織としてどうなっているのか不思議だったがやはり、という感じである。さてそれは余談で本筋は金融工学を日本に産み落とした著者が、自分の講座に迎え入れた天才助教を育て上げる中で味わう大学という政治組織の裏の実態である。大学組織に自ら所属しているので裏の実態を知らないわけでもないけれど、たたき上げではない私のようなものには助教から教授への長い道のりは計り知れない。しかし民間企業のピラミッド組織では昇進する人数が徐々に減るのに比べて大学は実力とポジションは比較的整合しているように思う。それにしても年間4000時間働き、学生との共著論文は自分の業績とすることを潔しとせず、癌で全身転移した後もその事実を知らず働き続け、教授昇格とともに42歳で夭逝するなんていう学者がいるとは想像もしなかった。大学で働き始めた時、大学は民間より働かない場所だと感じたし今でも感じているのは建築なんていう異常な職場から来たからであろうか?民間一般と比べたら大学も働いているのだろう。という程度に思っていたのだがこんなバケモノみたいな人がいるのである。寝不足気味で事務所に行き昼にクライアントとランチミーティング。事務所に戻り、雑用書類の山を片付け、中国と電話でやりとり、アルゼンチンとメールでやりとり。アルゼンチンからは返事がすぐ帰ってくる。こっちの午後は向こうの午前である。

小諸

On May 13, 2009
by 卓 坂牛

朝一、車で小諸に向かう。高速から小諸の町を見ると千曲川から浅間に向かって標高差2000メートルに分散する町が見渡せる。こう言う地形はそう見られるものではない。学生を含めて総勢10名でプレゼン。街区分析、導入機能コンセプト、ヴォリュームスタディ。約2時間。強い反対も賛成もなく、少し拍子抜けな感もあったがまあ初回としてはこんなものだろう。相手の希望が少し分かったが、その希望が必ずしも適当かどうかは再検討である。お昼に大学に戻り午後は4年生の製図。夕方のアサマで東京へ。車中五十嵐太郎編『建築と植物』INAX出版2008を読む。ヴェネツィアヴィエンナーレのコミッショナーがコンペだったことを知る。しかも最後に残ったコンペティターが八束さんだったとは驚き。丸善で本を物色し宅配。事務所に戻る。日曜日のプレゼン資料を見る。難しい。変数が多くどこを固定してかかればいいものやら。

集中切れ

On May 12, 2009
by 卓 坂牛

午前中ゼミ。院生の修士設計のためのコンセプト序論を聞く。午後は3年生の製図。夜は研究生の実家設計へのアドバイス。終わって事務所から送られてくる図面と模型写真を見る。このあたりで力尽きたのだが、そこへ中国から現場写真とその報告が届く。細かいのでプリントアウトしないとよく分からない。朝からずっと人の書いた図面や模型や写真と睨めっこ。集中力には限界がある。そんな状態で学長裁量経費で始めてしまったレクチャーシリーズのスケジュール調整を考える。考えているのだが4人のレクチャラーの配置が頭の中で錯綜。とりあえず成実さんにメールして7月に可能か打診。明日は7時45分に車で小諸へ。某プロジェクトの第一回目のプレゼンである。研究室で受けたものなので発表は学生に任したが、さあうまくいくだろうか??

電話、電話

On May 12, 2009
by 卓 坂牛

電話、メール、会議、電話、メール、講義、電話、メール、打ち合わせ、今日はかける電話もかかってくる電話も多い。合間を縫って五十嵐太郎、菅野裕子『建築と音楽』NTT出版2008を飛ばし読み。建築の比例と言えば、ヴィトルヴィウスしか知らない私には音楽的比例との相同性は刺激的である。しかも中世もルネサンスもそして近代もである。夜は建築学科2年以上が全部集まった飲み会。

良いこと悪いこと

On May 10, 2009
by 卓 坂牛

最近すっかり休みの日のジョギングが習慣化した。去年も季節のいい今頃同じように「休みジョギング」を始めて体力が付いた気になった。そして調子にのって学生とサッカーやってぷっつりとふくらはぎの筋断絶をおこした。今年はサッカーはやるまい。
朝飯食べてメールチェック。最近とんでもない量の外国からのスパムメールが飛んでくる。なのだが、そうした中に時たま、外国雑誌の取材や、友人からのメールも紛れている。邪険に捨てることができない。今日はアルゼンチンのブエノスアイレス建築美術館http://cfm.socearq.org/seccion.cfm/s.6.htmのキュレーターからのメールあり。今年の9月10月に日本建築をテーマにした展覧会をするとのこと。内容はミノル・ヤマサキが半分そして残り半分が日本建築の近作だそうでそこへ出品してほしいとのこと。なんと嬉しい話ではないか。しかし9月開催にしちゃのんびりしている。まあデーター送るだけだからこんなものか?
昼頃中国のナカジと電話で会話。現場で結構悩ましい問題発生。1時間以上電話会議。うー胃が痛いわい。いいことがあると必ず悪いこともおこる。最近はどちらかというと悪いことの方が勝っているような気がす。午後事務所で打ち合わせ、スケッチ。夜長野へ、車中読みかけの倉橋透、小林正宏『サブプライム問題の正しい考え方』中公新書2008を読む。先日nhkのドラマ「ハゲタカ」を見てその後、nhk特集で投資銀行の大物数名のインタビューを聞き、もう少し正確にこの問題を知りたくなった。返済能力があやふやなサブプライム層に高金利であるいは当初固定低金利で後に変動金利へ転換するローンを大した説明もなく貸し出したそのやり方は日本で言えばサラ金ではないかと思ってしまう。そう言う理解をしてはいけないとこの本で警告を鳴らしているのだが。僕のローンもそう言えば当初10年固定、そしてその後変動である。末恐ろしい。

誕生日&母の日

On May 9, 2009
by 卓 坂牛

朝方軽くジョギング。今日は天気がいい。上智大学の周りには人だかり。礼拝の人たちだろうか?ニューオオタニの前を通りファサードが全面ガラスにリニューアルされているのに気付く。これは日建の設計だったか?朝食を食べてからスケッチしたり調べ物したり。午後八潮ヘ行く。アメリカ帰りの槻橋氏、小川、曽我部、寺内氏との座談会。雑誌用なので写真を撮られながら2時間近くしゃべる。町づくりの話になって、『言葉と建築』CONTEXTの章を思い出す。その中でもT.S.エリオットの「歴史のセンスとは過去の過去性だけではなく、過去の現在性をも知覚することである」という言葉を披露。会場の都合で座談会は5時に終え、駅前のカフェで特集全体のテーマについて議論。1時間話したが決まらず各自の宿題となる。
腹も減り軽く一杯誘われたが、今日は娘の誕生日。誘いを断り帰路につく。四谷駅で誕生日ケーキを買おうと思ったら、ラウンドケーキはすべて母の日用になっている。正確に言うとその母の日ケーキはラウンドではなくハート型であるが。そしてその上にメッセージ。ピンクハートチョコに白字で「お母さんいつもありがとう」と書いてある。このケーキを誕生日用に変更できるか聞く。ピンクハートの代わりにHAPPY BIRTHDAYプレートを載せられますと言う。「それでお願い」と言って直ぐに、いつも「かみさん」を「お母さん」と呼んでいるので、この際ピンクハートも載せたままでいいだろうと心変わり。ピンクハートとHAPPY BIRTHDAYプレートの両方が載ったよくばりケーキが出来上がる。
夕食後にこのケーキを食す。3等分して食べるのは面白くない。3方からフォークで好きなところを好きなだけ食べようと言うことにする。なかなかワイルドな食べ方である。ハートケーキは3方から突き崩され激しく変形した末に跡形もなくなった。

早稲田

On May 9, 2009
by 卓 坂牛

午前中早稲田の演習。朝少し早めに行って、ミルクコーナーでカプチーノとクロアッサンを買い頬張る。金曜日の10時10分くらいは文学部キャンパスにあまり人はいない。早稲田の非常勤の控室はとても広い。非常勤の先生が多くいるからなのだろう(だいたい僕みたいのまでいるのだから推して知るべし)。同じ教室の1コマめの先生が鍵を返却してくれるまでこの部屋で待つことになる。文化構想学部のシラバスを初めて眺めた。まあ工学部じゃや考えられない分厚さ。ペラペラめくるとその講義タイトルの豊富さに目が回る。そして講師の量も凄い。おや、永江朗なんて人も先生じゃやないか?何やってるの?出版文化論、ジャーナリズム論などである。誰かが早稲田のオープンスクールや東大の教養は良くできたカルチャーセンターだと言っていたが、確かに各界の有名人を多量に呼んできてレクチャーさせるという意味ではよく似ている。カルチャースクールと違うのは報酬が低いことくらいである。それでも人が集まるのは大学の名前がなせる業である。
午後事務所で打ち合わせ、スケッチ、打ち合わせ、夕刻事務所を出て横浜へ。信大准教授の北村明子先生が自ら出演され、振り付けされたダンスが組み込まれたオペラを見に海の前の県民ホールへ。一柳慧:作曲、辻井隆:台本「愛の白夜」なるオペラである。なかなかべたなタイトルでかつ内容もクリシェオンパレードなのだが結局感動した。これはしてやられたという感じであるhttp://ofda.jp/column/。7時半開演なので終わったら10時近い事務所に戻ったらまだたくさん人がいた。半袖姿が多い。熱気ムンムン。

登録更新

On May 7, 2009
by 卓 坂牛

事務所登録の更新通知が先月来た。会社の登記簿だの納税証明書だのが必要で、税務署やら法務局やらスタッフに駆けずり回ってもらってやっと今日終わった。5年に一度今回が2回目だから事務所を作ってから満10年ということになる。石の上にも10年というのが僕の教訓なので、そろそろ事務所も新機軸が必要かもしれない。
夕刻学会の委員会に出席、木質バイオマスは聞いていて勉強にはなるものの、意匠設計者はあまり議論に噛めないテーマである。というのもバイオマスの実態把握がまだまだなのが現状で有効利用の方針などという段階ではないからである。先ずは実態基礎データーの作成というのが2年間のまとめとなりそうである。新橋駅で立ち食いうどん。事務所に戻りスケッチ。少し可能性が見えたか??

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