Taku Sakaushi

Diary

陽気

On March 7, 2009
by 卓 坂牛

7時に車でプードンに向かう。クライアントの中国支社長に送ってもらう。彼は北京出身なので北京に是非来いと誘われる。北京は文化の町、上海は商売の町。日本で言えば北京は東京で上海は大阪だと言う。しかし文化の町といえども中国共産党が北京を首都に制定して町づくりを行った時、歴史的町並みの8割は破壊してしまったとか。なんと残念なことか。その意味で歴史的街を残し新都市を作った中国都市が少し小さいが蘇州だそうだ。北京はもちろん、現場のある大倉からすぐ先の蘇州にも行っていない。上海にこれだけ通って、どこも見てないのはもはや忙しいでは許されまい。これは日程調整の面倒を回避する怠惰である。
機内、読みかけの竹田青嗣『人間の未来』を読む。近代社会の基本を作ったのがホッブス、ルソー、ヘーゲルであり、ヘーゲルへの現代的批判は十分承知した上であえて「自由の相互承認」というヘーゲル概念の有効性を説いている。年初にフランシスフクヤマの『歴史の終わり』を読んでからヘーゲルへの評価は僕の中では高く、竹田の意見も理解できる。
今日の東京はぽかぽか陽気。極寒の上海から帰ってくると日本は春。リムジンで東京駅へ。八重洲口へ着いたので八重洲ブックセンターによって帰宅。さっさと風呂に湯をはり湯につかりながら読書。中国行けば中国への興味が高まるわけでブックセンターで買った矢吹晋『鄧小平』講談社学術文庫2003を読む。

これ笑えませんか?

On March 6, 2009
by 卓 坂牛

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午前中現場を隅々まで見ながら気になることをナカジに伝える。言ってももうどうにもならないことからこれからやることまでいろいろあるのだがとにかく可能な範囲で反映してもらう。昼は初めて現場飯を食べる。いつも車で近くのレストランに連れて行ってもらっていたのだが、現場の昼食というものをいつか食べたいと思っていた。願いかなったり。そしてこれが実に美味しい。
午後は朝見てチェックした内容をゼネコンに指示。電気サブコンが食堂につける照明の提案器具をもってきた。大きな段ボール箱を開けてできたのがこの写真の器具。白熱灯の巨大ヴァージョン。フェイクだけど結構笑える。これが天井に24個ぶら下がる。居酒屋のようだろうか?今日は昨日までの長雨がやっと上がり晴れ、昼間は暖かだったのだが夕刻はまたぐっと冷えてくる。夜は北京名物の羊のしゃぶしゃぶを食べる。脂っこい中華に飽きたらしゃぶしゃぶはほっとする。夜メールを開くと事務所からメール。パートナーの伊藤君がとある建築賞を受賞したとのこと。やったー。

中国現場

On March 5, 2009
by 卓 坂牛

また1時間遅れ。10時45分上海プードンに着く予定の飛行機が着いたら12時。前回は2時間遅れ。現場に早く着くべく始発のNXで来ているのだから定刻通り運航しておくれ。機内でIker Gill ed. `Shanghai Transforming` New York 2008 を読む。読むと言っても内容はほとんどが統計グラフ。しかしこのグラフがデザインされている。加えて10名くらいの建築家、都市計画家などのエッセイがのっている。これを見ると上海の建設延床面積は2000年342,060,000㎡、2005年が641,960,000㎡と約倍、すごい伸びに驚く。そこから5年はどうなっているのか分からないが。そのうち住宅建設床面積は2000年が48,040,000㎡、2005年は82,570,000㎡とやはり約倍。一方登録人口はというと2000年が1320万、2005年は1360万と40万しか増えていない。2001年から2004年までの各年のデーターが無いので何とも言えないが、人口の増え方に対して建築の増え方が激しい。浮遊人口や外国人が大幅に増えているのか?作るのと同じくらい壊しているのか?いずれにしても都市の新陳代謝が激しい。ヴェンチューリのエッセイを読むと、彼はローマ、東京とともに上海は好みの都市。その理由は歴史的に異なる時間が並置されているから。これも新陳代謝の堆積の結果だろう。
空港から迎えの車で現場へ。上海は例外的な冬の長雨で現場はぐちゃぐちゃ。着くなり工場の床のコンクリートの伸縮目地の話で悩ましい問題。現場を見る。かなり冷え込む。体が凍りそうである。金箱氏に電話で幾つか質問。夕刻やっとつかまり方針が出て一安心。

雲門(cloug gate)

On March 4, 2009
by 卓 坂牛

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早朝2時間仮眠、コンペ最後の印刷物に目を通し大学へ。鞄に入っていた週刊新潮の書評におもろい本を発見。斎藤由香、北杜夫『パパは楽しい躁うつ病』朝日新聞出版2009。早速東京駅の本屋で買ってアサマに飛び乗る。斎藤由香は週刊新潮に「トホホな朝ウフフの夜」という連載を持っている自称窓際OL。ただのOLのコラムにしてはかなり長く続くと感心していたのだが、、、北杜夫の娘とは知らなかった。この親子は相当仲良し。父が躁鬱になろうと娘はそうした父をまるごと引き受けている。なかなか素敵である。最後に、北杜夫の兄、精神科医齋藤茂太の言葉が語られる。「僕の病院に来る患者さんはみんな120%頑張った患者さん・・・60%で満足するかどうかが幸せな気持ちを充足するんですよ」確かにね。私のそばにも60%の人がいる。自称天才のこの人は努力と言う言葉を知らない。私に向って「努力型のあなたは偉いが、体を壊す」と警告する。こういう人がそばにいてくれてほっとする。週刊新潮では福田和也の時評もよく読むがこの号では『R25の作り方』が取り上げられている。しかし読んだらほとんど内容紹介。これなら僕のブログと大差ない。もうちょっと辛口で行っていただかないと福田ではない。手を抜くな。
大学で会議その他雑事を済ましてアサマに。Cpuを開くと学内gp採用のメール。ほっとする。睡眠不足の時に限って電車で眠れない。竹田青嗣『人間の未来』ちくま新書2009を読む。哲学でも読めば眠れるかと思いきやどんどん目が冴える。不思議なものである。東京に着いてオーチャードホールへ。台湾のダンスカンパニークラウド・ゲイト(cloud gate)を見る。マース・カニングハムらに師事した台湾の天才的振付師リン・ファイミン率いるカンパニーである。ダンサーに書道をやらせその呼吸を身につけさせているというだけあってタイミングが絶妙だ。しかし今日はあることを思った。久しぶりのダンスだから仕方ないのだが、かつて見たどれかとあまり区別がつかないということに気づいた。それは振り付けの言葉を知らないからなのだと思った。動きをネーミングして記憶できないでいるから動きの差を識別できないのである。僕らはだいたい、音楽でも絵でもまあもちろん建築でも技法をあるいは表現のヴォキャブラリーを言語として知っている。ダンスと同じ体を動かすことなら例えば運動を考えてみればいい。シュート、トラップ、パスなどやはり動きに名前が付いて言葉によって分類し、記憶している。ところがダンスは分からない、足を上げる、手を回す、首を振る、程度の識別だ。これでは微差は認識できない。今月はあと二つダンスを見るので、名前なしで何とか動きを比較できるようになれるかもしれないが。

提出前夜

On March 4, 2009
by 卓 坂牛

6時に家を出て駅まで自転車。朝早いこともあって耳が凍りつきそうに寒い。6時37分の長野始発のアサマに載ってディズニーの本を読む。大宮で睡魔に襲われ終点まで熟睡。一度帰宅し歯医者によってから事務所に。コンペの最後の追い込み。文章を練りながら。全体にあてはめ、量を見ながら推敲。空いた時間に今月末行う研究発表会の報告書の表紙を作って事務局に送る。ファイルをダウンロード。その後は竣工間際の住宅の考え方を整理。文章にしてみるとやっとやりたかったことのもやもやしていたものに薄明が差し込む。先日お会いした女性社長からメール。予定していた敷地になにがしかの瑕疵があったとのこと。ショックを受けている様子だが、なんとか別の土地を探し、ゴールの時期は変えたくないと力強いお言葉。ガッツを感じる。久々に朝までコンペの最終稿に朱を入れる。

Diseneyization

On March 3, 2009
by 卓 坂牛

午前中はずーっと会議。午後は推薦書を書いて、コンペのドラフト見て、構造、設備の意見を聞いて、レポート採点して、コンピューター入力。などなど。その後アラン・ブライマン能登路雅子監訳『ディズニー化する社会』明石書店2008を読む。ディズニーに関する書籍は数多くある。僕自身新書を数冊読んだことがある。日本に多くあるならアメリカでは言うに及ばず。そうしたディズニー研究はディズニー物語の作られ方に関するものが主流だと言う。つまりは残虐な童話がいかに無菌化されて現代のお子様向けに作り直されているかという視点である。著者はそれをDiseneyficationと呼ぶ。一方彼の狙いはディズニー文化が単にディズニーランドを作る手法に留まらず経営管理などのビジネスの手法として汎用性を持つことを検証する点である。こうしたディズニー文化創作手法の汎用化を著者はDiseneyficationと区別してDiseneyizationと呼ぶ。そしてその手法としてあげられるものが4つ。テーマ化、ハイブリッド消費、マーチャンダイジング、パフォーマティブ労働である。ディズニーに絡む仕事をした時のことを思い返すと、これらの手法に思い当たる。ディズニーランドの横に建っているイクスピアリはホテル・シネコン・物販・飲食なるハイブリッド。マーチャンダイジングとはロゴやキャラクター管理を徹底化して、それらを商品化販売することだそうだが、そのためのキャラクターの形状管理はとても厳しい。そしてパフォーマティブ労働。彼の地では働く人を役者に仕立てキャストと呼ぶ。つまり役者である。そうやって働くことの意欲を掻き立て人気を高め倍率ををあげて人を厳選する。などなど。そう言えばそうだと思い当たることしきりである。
夜、とある会合。そのまま東京に帰るつもりだったが、忘れた携帯を大学にとりに行っていたら帰れなくなった。夜中、中国のナカジからコンペドラフトの実にきめ細かなチェックがメールされてくる。ありがたい。

R25

On March 2, 2009
by 卓 坂牛

R25というフリーペーパーが世の中に登場した時は結構話題になった。とは言って実は中身をあまり読んだことがない。鞄が重くなるのがいやなのともらっても読まずに捨てたら申し訳ないと思ったからである。しかしどうしてこんなものをタダで配ることができるのか不思議ではあった。そうしたら最近『R25のつくりかた』という新書(日経プレミアシリーズ2009)を目にした。著者は編集長である藤井大輔さん。彼は1973年生まれ、2004年の創刊時には32歳と若い。しかし、R25はM1層と呼ばれる20歳から34歳までの新聞読まない、本買わない、テレビも見ないと言われる(あくまで言われる)層の男を対象としたフリーペーパーだからその層に含まれる年代の人が編集をするのは道理かもしれない。
普通、雑誌とはあるターゲットを決めて売るからせいぜい売れても7~8万部だそうだ。それに対してR25は50万部はけるのだからちょっと驚異的。もちろんただだからということはあるのだが、それでも街頭ティッシュだって選挙ビラだって欲しくなければ貰わないわけで、これは興味を持たれているということである。
さてそうなるとその内容が気になる。これまで「ゼクシイ」や「ダ・ヴィンチ」を作っていた藤井さんは200人以上のM1層にインタビューし回ったところ彼らは活字が嫌いなのではなく、読みたいけれど分からないのだということを知ったという。分からないというのはつまり新聞で使われている用語が辞書を引かないと分からないというようなことだそうだ。そこでこのフリーペーパーは速報性を捨てて、新聞読をむための基礎知識のようなものをさりげなく織り込むことにしたという。加えてブックレビューも新刊ではなく、M1が欲しい知識を与える本をじっくり選んで提示するバイヤーのような役目を担っていると言う。もちろんそれだけではなくスポーツ、IT、新製品などのM1好みのネタも入っているがそれはおまけ。そしてピアのようなエンタメ情報はむしろ入れないそうだ。
ところでなんでただで配れるのか?もちろん広告費があるからである。50万読者層があるとそれなりの広告がとれると思うのは素人。フリーペーパーというものがまだあまり信頼されていない日本では結構大変なのだそうだ。

夜中に、、、

On March 1, 2009
by 卓 坂牛

朝一で現場。オープンデスクの西浦君も連れてきて現場を見せる。もう一息。最後にきて少しだが変更工事。クライアント強し。事務所に戻りコンペに挑む。OFDAからは坂牛チームと木島チームと両方出す。双方の形が見えてくる。12時頃帰宅して夕食。ちょっとビール飲んで寝ようかなと思ったら娘が「物理が分からん!!!」と部屋から出てきた。げっ、こんな時間に、、、「どんだけあるの?」「ここからここまで、、、」結構な量。力の3法則、慣性、加速度、力、仕事、位置エネルギー、運動エネルギー、力学的エネルギー。ノート見ながら問題解くのだが教えながら、「これの公式って何だっけ?」と例題の度に娘に質問。どっちが教えているのだかよく分からん。単位が頭の中で大混乱。やっと終わったら3時。

プロセスが見えること

On February 27, 2009
by 卓 坂牛

岩波ブックレットという60ページ程度の小冊子がある。数冊買って放っておいた一冊に偶然近著を二冊ほど読んだ福岡伸一氏のものがあった。タイトルは『生命と食』(2008)。その中にこんな話がある。氏が好む京料理の一つにすりおろした蓮根を握ってあつあつの椀にひたす料理がある。その料理のルーツを京都吉兆の当主から教えてもらったとき当主はこう言ったと言う。「でも、練りものというのは、料理としては本質的に「逃げ」なんですよ」と。それを受けて氏は現代の食物はファーストフードを筆頭に製作のプロセスが見えない練りものだらけ。練りものは何がどれほど混入しているのか全く分からない危険状態なのだと言う。そして食物ばかりか経済にしてもサブプライムも立派な練ものだと言う。不良債権になるかもしれないローンを他のさまざまな債権と練り混ぜ見えないようにして売りさばき、その危険なローンが発病したのだから問題の一端は練りまぜにあると主張する。先日お会いした女性社長もサブプライムは世界を相手取った一大詐欺だと言っていた。彼女もブラックボックス化にことの原因をおいている。
そう言われて我々の周りを見れば、建築におけるスケルトンとブラックボックスという問題に気が付く。建築は透明化と同時にブラックボックス化もしている。そしてそのブラックボックスが竣工後、誰も分からぬ困ったことを引き越す。故柳田博明氏は「昔のテレビは自分で直せたのに今のテレビは捨てるしかない」と昨今の家電ブラックボックス化を嘆いた。数万のテレビは捨てられても数千万の建築を捨てるわけにはいかない。やはりプロセスが明瞭であることはすべてにおいて望まれることである。因みに僕は食の練りものもあまり好みではない。昔かまぼこやのそばに住んでいたからだろうか。煉りものを見ると練り混ぜ機械の中でぐるぐる回る生臭い魚肉が頭に浮かぶ。

〇〇

On February 26, 2009
by 卓 坂牛

朝一で現場。クライアントの奥様が来られ、ブラインド色、その他の細かな打ち合わせ。今日の冷え込みは激しい。3時間くらい現場にいたら芯から冷えた。午後事務所にもどりコンペの打合せ、レイアウト検討。外装の形状がかなり複雑になってきて模型がおっつかない。できるかなこの形?夕刻、馴染みのトンカツ屋に行ったらマスターに「四ツ谷の〇〇町にある〇〇って言う設計事務所知ってます?」と聞かれた。「ええよく知ってます、どうして?」と聞いたら、その事務所のボスの両親が来られ、自分らの子供が近くで〇〇という名の設計事務所をやっており、、、、、と大いに宣伝して帰ったとか。親が広告塔してくれるなんて、なんとも理想的である。微笑ましい家族である。

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