Taku Sakaushi

Diary

A0仕事納め

On December 28, 2008
by 卓 坂牛

今年最後のA0勉強会。坂牛チームは残りの一章。辺見チームはエピローグの読み合わせ。相変わらず難し文章である。4月頃には終わるだろうか?僕の英語力は学生時代から徐々に落ちて来ている。何と言っても単語を忘れている。書けなくなっている。英語はもとより漢字も書けなくなってきている。そこで来年からはcpuに頼らずなるべくいろいろなものを手で書くことを自分に課すことにした。手が衰えると脳も衰える(ような気がする)。勉強会は5時頃終え、事務所に山積みのお歳暮ビールでささやかな忘年会。A0チームの博士あるいは博士課程終了者全員(3人)は学術振興会から奨学金をもらっている。倍率10倍の難関なのに、打率10割。強打者揃いである。たいしたものだ。ポスドクでもらえる金額は助教並と聞いたがかなり良い。その上教員の研究費などに比べてはるかに自由に使えるようで羨ましい。金と言えば、『言葉と建築』が第三刷でまた少し印税が入るし、『人間主義の建築』も来春に出せればこちらも少し印税がはいる。それらを元手にA0のPR(public relation)を図りたいところだが、何か名案はないだろうか?皆の意見は先ずは出版とのことだが、このメンバーでどういう本が出せるだろうか?いい企画を考えたい。

東京は温かい

On December 27, 2008
by 卓 坂牛

6時の「ニイハオ」モーニングコールで目が覚める。軽く朝食をとり7時の迎えのタクシーでプードンへ。早朝は高速の渋滞がなく気持ちいい。しかしこちらのタクシーは寒いのに暖房をいれてくれないから凍えそうである。気遣いがない。8時半には空港に到着。プードンの新しい第二ターミナルはとてもきれいだ。第一と似たような波打つ屋根だがインテリアが洗練されている。余った元で少し買い物をしてからCA(China Air)に乗る。CAはANAと、MU(中国東方航空)はJALと共同運航している。多分それなりのサービス教育を日本の会社から受けているのだろうが、どちらもあまりいいサービスとは言えない。その上成田についてバゲージクレイムでアルミのスーツケースを受け取るとと見事にこぶし大のへっ込みが付いていた。派手に投げられたのだろう。まあ建築から、ホテルから、タクシーからいろいろなことががさつである。この調子だと文化は洗練されないぞ!!!タクシー、飛行機の中で松岡正剛『日本という方法=おもかげ・うつろいの文化』日本放送出版協会2008を読む。松岡は日本文化に二つの流れを見る。静かな日本と賑やかな日本。前者は俳句、和歌、能、日本舞踊、禅庭、数寄屋、などの省略の文化。一方後者は歌舞伎、東照宮、お祭の山車など華麗で過剰な文化。日本文化を縄文、弥生の二つの流れに分類対比するのは既に多くの人が行っている。僕の研究室で修士設計をやっているm君もそんな対比を読み換えて、「自然浸透型」と「自然表出型」なんて命名している。しかし松岡はこれらはどちらも日本の文化であり、実はその表層の対比の裏には共通の方法が隠れているという。そして話は古代日本に移り、倭の国から日本が生まれ、仮名の発明へと進む。今まであまり興味のなかった古代日本が現代文化と密接な関係を持って見えてくると急に興味深くなってくる。松岡は日本オリジナルで最も貴重な文化的発明はと聞かれたら迷わず仮名文字と答えるだろうと言っている。なるほど確かに日本人のこの不思議な輸入咀嚼文化の根っこがここにある。成田からリムジンで東京駅、丸善で来年用のノートなど買い帰宅。東京はだいぶ温かい。コートの下で汗をかく。

仕事納め

On December 26, 2008
by 卓 坂牛

taisou081226.jpg
午前中はナカジとゼネコンの技術担当とクライアントと建物をくまなく見る。工場部分に屋根がつき、トップライトと横連窓から入る光で場内はかなり明るい。工場の床は基礎梁無の土間コン。下地の砕石の代わりにレンガ屑で締め固める。塗装色について少々悩む。柱梁の骨を少し出すか?鉄骨梁の色に合わせ少し落としたグレーとして壁面は少し薄めにする。事務棟のインテリアはコストダウンで木の使用予定をとりやめ、モルタルペンキ。ほとんどの部屋がこのモルタルペンキ。グレーを基調とするも部分的に深紅として外壁の赤い龍と色合わせするか?現場を回ると体の芯から冷える。気温は長野並みか?屋根に上ると雨水が凍っていた。午後は再度現場を一人で回りながら、意匠的な落としが無いか見て回るが、日本の仕事とは勝手が違うし、4000㎡だから現段階では分からないことも多々ある。まあ仕方ない。夜はクライアントと鉄板焼きを食べに行く。食べ放題飲み放題で138元。約2000円くらい。ホテルは中国で最近流行っている錦江之星ホテル、チェーン店。一泊コーポレート価格で2500円くらいのビジネスホテル。ベッドはダブルで部屋も日本のビジネスサイズの1.5倍はある。しかし浴槽はなくシャワーだけ。エアコンは普通の家庭用エアコンが直付け。寒いので一晩つけっ放しである。テレビは100局以上入るが英語とフランス語の局が一つずつあるだけであとは中国語である。明日は7時のタクシーでプードン空港へ向かう。僕の仕事納めである。ナカジとクライアントの担当Aさんは29日まで残って仕事。御苦労様。

アート・インダストリー

On December 25, 2008
by 卓 坂牛

5時にけたたましくなる目覚まし時計。寝ぼけた頭で家を出たのは5時半。成田に7時半。初めて乗るCA (china air)のカウンターは長蛇の列。8時40分発で上海時間の10時40分に着く予定が12時頃着いた。機内では遅れるなんてアナウンスは何もなく、入国審査も長蛇の列。ちょっと苛立つ。迎えの車に乗って現場に着いたのは2時半である。今年最後の施主定例に遅れてクライアントを待たせてしまった。いきなり会議で夜まで。ハードネゴだった。
車中、機中と辛美沙『アート・インダストリー』美学出版2008を読む。アートが商品としてどのように世界に流通し評価されていくのか?その実態を浮き彫りに。去年ヴェネツィアのグッゲンハイムでヨーゼフ・ボイスとマシューバーニーが2人並列に展示されているのを見たが、いったいどうしてこの2人なのかよくわからなかった。著者の説明はこうである。マシュー・バーニーはクレマスターシリーズ゙で一躍スターになったのだが、その後の拘束のドローイングは不評だったそうだ、その汚名を挽回して再度彼のポジションを確立するために、彼のギャラリーがこの展覧会を企画した。そしてボイスとバーニーを同列に位置付けることで再度バーニーの美術史上(市場)での位置を確立した。というわけだ。「美術史の文脈は自然に発生するものではない。作らなければならない。・・・・マーケットのないところに美術史など存在しない」と著者は言う。なるほどアートは本当にグローバル資本主義世界の中で立派な商品tとなってきたのであろう。もはや自動車や家電やファッションなどおよそ機能を超えたマスプロデザインアイテムと変わるものではない。いつか電通や博報堂がアートそのものを扱う日も近いし建築もそうなったっておかしくないかもしれない。

クリスマス・イブ

On December 24, 2008
by 卓 坂牛

8時に学生と論文打ち合わせを予定していたのだが、目が覚めたら7時45分。珍しく寝坊した。梗概を読みながら落とし所を学生、助教と3人で打ち合わせ。卒論に続き黄表紙にできそうだと助教のアドバイス。意匠系の新たな論文の書き方を開発したいところである。来年は2本黄表紙を出せるか?その後博士課程の講座会議。その後今年最後の講義と製図。終わって夕食をとり冬休みの宿題(私の)用の資料をまとめて8時半のアサマに乗る。サスキア・サッセン『グローバル・シティ』の続きを読む。この本の醍醐味はデーターの読み込みにありそう。本文はむしろ読まず、グラフや表を追っかけて行く方が分かりやすい。その数値の中に東京、ロンドン、ニューヨークの実態がおぼろげに感じられる。東京のバブル崩壊が金融収益の激減に表れていたりする。数字は正直である。東京駅からJR中央線。四谷から家への途中でコージーコーナーの店内を覗く。ガラスケースのケーキは既に完売。無いと欲しくなるのが人情である。家に一番近いローソンで売れ残ったケーキを一つ。帰宅後早速このブッシュドノエルを皆で食す。結構いけると満足げ。500円で買える幸せ。

ヴァールブルク

On December 23, 2008
by 卓 坂牛

昨日の雪交じりの曇天とはうって変わって今日の長野は快晴。10時ころのんびり大学に行き4年生の卒業論文の梗概を読む。7人の4年生のうち5人は設計で2人が論文。だから2ページの梗概の2ページとも埋まっているのは論文組の2人だけ。5人はコンセプト作りのための論文として半分だけが埋まっている。残り半分は設計図面が載るはず。3時ころ読み終わり2時間かけて一人ずつ説明しながら設計の進捗も見る。しかし見るべきものがない。あと1か月。できるかな?
その後昨日赤を入れたm2の梗概を渡し説明する。もちろんm2の方はハードルは高いので、どれもこれも真っ赤になっている。できる限り換える文章まで考えて赤入れしたが、全部は手が回らない。よく考えて直すように、という部分も多い。しかしそれが思ったように直らないのが例年のこと。どうしてだろうか?直す力が無いのか、直す気持ちがないのか?
夕刻読みかけの『図書館』の続きを読む。アビ・ヴァールブルグの書斎の話になる。田中純さんの書いた『アビ・ヴァールブルク―記憶の迷宮』にも記されていたが、彼は2~3日に一度書斎の本の並べ替えをしたという。そして、毎回その分類基準が変わったとか。基準を変えるということは自らの知のマップを常に最新の状態に更新するということでこれこそが知的創造において最も必要なこと。その意味でヴァールブルグの行為には頭が下がるのだが、そんな時間があったということが羨ましい。夜早めに研究室を出てリドリースコットのテロ映画をレイトショーで見る。最近テロをテーマにした映画を立て続けに4本くらい偶然見ている。まあどれもこれも同じような筋立てで。ラストはアメリカの横暴を皮肉る形で終わる。

??

On December 23, 2008
by 卓 坂牛

図書館建築勉強会に出席。丸善の方が米国図書館視察発表をしてくれた。しかし定量データーが少ないので建築を考えるうえでは分かりづらい。最後に発言を求められ、昨日読んだ本に書いてあった「本」の意義や、ライプニッツが語った図書館の価値(蔵書数や希少本の有無ではなく、その内容と来館者の質が重要)などをもとに僕なりの図書館の今後の改革像を多少披露。
12時に終わり走ってバス停へ松本駅スタバで軽く昼食。1時5分の特急しなので長野へ。2時半くらいからm2の修士設計の作品クリティーク。その後夕刻から修論の梗概を読み始めた。例年のことだがうんざりする作業である。しかしひとつだけ読むに値する梗概があった。その意味では例年よりましかもしれない。m2の分は赤を入れたので明日までに直させようと教員部屋を出たが学生部屋は真っ暗で誰もいない。階下に降りて製図室に入ったがいるのは2年生3年生だけうちの部屋の学生はも誰もいない???教師は孤独である。

図書館

On December 21, 2008
by 卓 坂牛

刷っておいた年賀状に一言づつ(と言っても気の利いた言葉を考えている時間もなく)書いてポストへ投函。事務所に行ったらゴミ屋敷の中から伊藤君が出てきた。今日も忙しそうである。コピーをとり新宿経由で松本へ向かう。明日は信大の付属中央図書館の館長、副館長の依頼で将来の図書館構想の勉強会へ出席する。というわけで今日はアサマではなくあずさに乗っている。茅野を通り古谷さんの小さな図書館を横目で見て、今塩尻。柳澤君の図書館はどうなったのだろうか。長野の名建築の一つになることは間違いない。車中アルベルト・マングウェル著、野中邦子訳『図書館―愛書家の楽園』白水社2008を読む。空間としての図書館の章では昨今のスペース不足で本をマイクロフィルム化して廃棄する愚行に言及する。芝居を見るのとそれをDVDで見るのとは違うし絵画をみるのとそれを写真で鑑賞するのとは違う。同様にネット上で本のデーターを読むのとその本を読むのでは得られる情報が全く違う。マクルーハンをひくまでもなく「メディアはメッセージ」である。ご多分にもれず、わが大学の図書館もデジタル化構想の上にあり、本はほっとくと廃棄される。本の価値を再度見直さないと。

大掃除

On December 21, 2008
by 卓 坂牛

12月20日
今日は事務所の大掃除。去年は26日に大掃除。夜から忘年会して27日から上海に出張していた。今年は少し早めに大掃除。いやはや毎年思うことだが、模型室やサンプル室から山のようにごみが出る。40リットルの袋にしたら50袋分くらいはあるだろうか?建物の前面にそれを積み上げるとまるでゴミ屋敷である。朝10時半から開始して2時くらいまでに捨てるものが運び出され、模型室、サンプル室、カタログ室が整理整頓され、それからやっと掃除機。そしてスクレーパーで床をスポンジたわしでこすり汚れ落とし。その後ワックスがけである。終わったのは6時くらい。まだ業者と打ち合わせをしているひとやら図面を描いている人やらいるのだが。大半は忘年会へ移動。今年はメキシコ料理。OB,OGも集まりしかしスタッフの一人は自宅で図面を仕上げ今晩送らざるを得ず欠席。それでも全部で14名。2次会は奇麗になった事務所で。朝まで組3名を残し帰宅。さて明日は年賀状でも書くか??

BT

On December 19, 2008
by 卓 坂牛

午前中の講義、午後の製図を終えて東京へ、閉店間際の丸善に駆け込みめぼしい本を数冊宅配。帰宅すると頼んでおいた美術手帳12月、1月号が届いている。12月号は美術手帳60周年史。1948年の創刊からすでに700冊以上世にでている。そのすべての表紙が並べられているのが面白い。それを見ると、40年代はタイトルの下の図案が幾何学。モダニズムという感じである。その後50~60年代位までは図案の強い幾何学性は失われるものの、その形式は踏襲されていて「美術手帳」というタイトルが明瞭に分かる。これが70年代になるとタイトルはかろうじて読めるのだが、その下のデザインはイラストだったり、写真だったり、コラージュだったり多様になってくる。そして90年代タイトルの字体や大きさが毎号変わる。もはやレイアウトの形式は踏襲されない。700号の表紙の変遷はすなわちデザイン史を物語るものとなっている。
1月号は「今読むべきアートブック300」と題して未来/日本/ビジネス/批評/アーティスト/言論/感性鑑賞/美術館/制作/子ども展覧会/歴史/文学/地方/サブカルチャー/写真/建築などジャンルごとに10冊ずつがレコメンドされている。建築欄の推薦者は天内大樹氏で拙著『建築の規則』も上松先生、青木淳さん、北田さんなどの本と共に推薦していただいた。ありがたや。http://www.bijutsu.co.jp/bt/
さて300冊もあると読んだものも多々あるし、未読でぜひ読みたいものも多い。『The end of Summer Tanaka Kokih』は田中巧起の初画集だとか。見てみたい。売っているのかどうか知らないけれど津田直の新作写真集『smoke line』はモンゴルからモロッコへかけて透明な風が流れているようで興味深い。現代アートジャンルでは松井『マイクロポップ』や椹木『何にもないところから芸術が始まるは』は読。『観衆の成立』は興。日本のジャンルでは辻さん、山下さんの本は一通り読。土門拳の『風貌私の美学』は興。ビジネスジャンルでは先日『アートバブル』や『現代アートビジネス』など読。『銀座画廊物語』が興。美術批評のジャンルでは『グリーンバーグ』や『大辻清司』は読。『日本近代現代美術史事典』は多木さんと藤枝さんの監修ということで興。アーティストの身の上ジャンル。『金と芸術』は面白かった。世界のジャンルでは『vitamin d』や『ice cream』は事典として活用中。『芸術とマルチチュード』は積読。感性ジャンルさすがに半分以上読。『主体の学』『なぜ人は』『崇高』は読まねば。だいたい300冊の2割は読。2割は興。明日はアマゾンに注文。

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