Taku Sakaushi

Diary

キャンパス計画

On June 26, 2007
by 卓 坂牛

キャンパス計画の理事への説明に松本に出向く。パワポを使って40分。やっと2キャンパスの説明を終える。5キャンパスからなる信大では5つの計画を作らなければならない。関連性はまるでないから5大学分の量である。地元の協力建築家sさんや、院生のy君とのチームワーク無くしてとてもできない。またキャンパス計画は大学の施設課との合作である。施設課の協力なくしていい計画にはならない。その点4月から東工大の施設にいらっしゃった山田さんが来られ力強い。安田さんのファサード改修やデッキ整備を担当してこられた方である。今後の共同作業が楽しみである。
大学に戻ると夕刻である。製図の授業に出られなかったが果たして上手く進んでいるのかどうか気がかりである。夜中に製図室を覗く。4年も3年もそろそろ追い込みである。

喉が痛い

On June 25, 2007
by 卓 坂牛

会議、会議の合間を縫って、午後の講義の予習。現場から設計変更の見積もりが上がってくる。嘘でしょう?3万円。おかしいだろうと原価の差を提示すると、3千円の間違いでしたとの返事。どうもこう言うミスをされると疑心暗鬼になる。言いたかないけれど、施工者はハイエナだ。
午後の講義の後ゼミ。今日は椹木野衣シミュレーショニズム。そろそろこの本の内容もコンテンポラリーのものから歴史へと変化してきている。時の流れを感じる。どうもゼミの時から元気が無い。腹が減っているからかと思っていたが食事をしても元気が出ない。風邪だろうか??ちょっと喉が痛い。机の中に風邪薬発見。

日曜日

On June 25, 2007
by 卓 坂牛

6月24日
午前中事務所でリーテム中国プロジェクトの打ち合わせ、なんとも時間のかかる作業である。帰宅後昼食をとり一休み。かみさんの作品選びに付き合う。娘と私で作品を一枚ずつ掲げそれをかみさんが二者択一で選んでいく。数十枚あるなかから数点を選んでいる。近代美術館でアンリ・カルチエ=ブレッソンを見てから国立新美術館で書象展を見る。会場は広いが作品数が膨大なので所狭しと展示されている。かみさんの作品はかな作品なのに上のほうに展示されていてよく見えない。残念である。上条信山の作品の回りには長老弟子たちのすばらしい作品がここだけは間隔もしっかり空けて展示されている。その作者の一人市沢先生にばったり出会う。彼は今年の春まで信大教養学部の教授だった。同時開催されている「日本の書展」にも出品している日本の10人に数えられる書家である。信大のこと、この美術館のことなどしばらくお話し別れる。東京駅に向かい丸善で買い物をして新幹線に飛び乗り長野へ。

A0

On June 24, 2007
by 卓 坂牛

6月23日
午後A0の翻訳読み合わせ。原文と訳文の上に目をすばやく移動させなければならないのだが、さすがに2時からはじめ6時くらいになると目が動かなくなる。目の筋肉が疲労困憊。翻訳も一種のスポーツである。しかし坂牛班はなんとかbiological fallacy (生物学的誤謬)の章を終わらせる。終了後今後のスケジュール確認する。秋には翻訳メンバーの一人が留学先のロンドンから帰国することを聞き喜んだのだが、昨日出席していた一人が現在働いている会社を退社してロンドンに留学することを告白。喜ばしいやら悲しいやら。
久しぶりに家族で夕食。近くの牛たん屋に行ったら研究室の学生に遭遇。向こうこちらもビックリ。帰宅後『死刑のすべて』文芸春秋2005を読みながら就寝。

授業参観

On June 22, 2007
by 卓 坂牛

朝一で娘の学校の授業参観に行く。好きな時間に好きな授業を勝手に見に行けるシステム。とは言え遅い時間にはいけないので選択の余地はなく、朝一のホームルームを参観。早いせいか父母の姿は少ない。自らの記憶をたどればホームルームほどつまらない時間は無かったし、なんともしらけた時間が続いたものだ。しかし、どうしてどうして、彼女らのホームルームは文化祭の準備とか、臨海学校の遊びの時間の過ごし方とか議題ごとに委員が前にでて意見を引き出す。賛成意見も反対意見も上手く聞きそれを手際よくまとめる。いやはや大学の会議よりも建設的である。小雨降る中早稲田文学部の坂を下り東西線で大手町から東京駅に抜け新幹線に飛び乗る。車中山崎正和の『装飾とデザイン』中央公論新社2007を読み始める。午後の大学の会議に出席。終わり会議を受けての書類を作り、新幹線に飛び乗り東京へ。

コンクリ打ち

On June 21, 2007
by 卓 坂牛

朝一現場のコンクリート打ち。久しぶりのコンクリート。コンクリート打ちは緊張するがわくわくする。金箱事務所の上田さんのチェックが丁寧である。スペーサーやアンカーボルトの追加など細かく指示。足しげく現場に通ってくれて本当に感謝である。ポンプ車やバイブレーターの音に興奮する。物ができていく臨場感が伝わってくる。午後事務所に戻り、雑務。web上に提出された講義レポートのチェックをして感想を書く。夜ロンドン転勤になる友人の送別会。某大手広告代理店のヨーロッパのcfoとして転勤する。数年前日本に帰ってきたばかりなのにまたかという感じである。「帰ったら社長だな」などと周囲は勝手なことを言って茶化して楽しんでいた。今日は早々に帰宅し雑務の続き。明日はまた大学の会議に日帰りで行かねばならない。

帰宅

On June 20, 2007
by 卓 坂牛

先週は例外的に金土と大学で用事があり一週間長野にいた。久しぶりに東京に戻ってきた。帰りの新幹線の車中で岡田温司『もうひとつのルネサンス』平凡社2007を読む。途中まで読んだら知らぬ間に寝込み気が付いたら高崎だった。今週は急激に気温が上がったせいか眠い。東京駅で丸善により気になる本を3冊ほど購入。最近美術のコーナーに行くと装飾とルネサンスが気になる。昔はそんなものにはまるで興味が無かったのに不思議なものである。帰宅すると郵便物とamazonがたまっていた。娘がうちに来る郵便物の半分はamazonだと言っていた。一週間ぶりにテレビを見たら松涛の爆破騒ぎが映し出された。建築ってこんな簡単に吹っ飛ぶものなのか?

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くらくら

On June 19, 2007
by 卓 坂牛

朝一でコンペの打ち合わせ。そしてゼミ。他大学から僕の研究室に修士受験するかもしれない見学者一名。ポートフォリオを見せてもらう。なんとスタジオの指導者は柳沢潤とのこと。世の中狭い。午後製図。うーん皆頑張っているのだがもう1つ。夕刻本部へマスタープランの資料を送るのだが、なんと100メガ、メールでは無理。学内fttpサイトに乗せようと頑張るのだがやり方が分からず四苦八苦。夜某プロジェクトのスケッチ。情報収集。エクスノレッジのゲラチェック。なんと図のキャプションがまったく意味を成していない。写真と図版が整合していない。こんなゲラは初めてである????最近朝五時くらいから明るくて目が覚めるせいか寝不足である。変なゲラ見てたら頭がくらくらしてきた。今日中に帰宅せねば。

99.9%は仮説

On June 19, 2007
by 卓 坂牛

6月18日
昨晩駅前の平安堂に平積みになっていた『99.9%は仮説』竹内薫光文社新書2006を買って風呂で読んだ。大学で疲れると夜平安堂に来て手ごろな読み物を買ってその下の蕎麦やで蕎麦を食べながらその本を読み家に戻り風呂で読むというのが習慣になっている。新書を読みきるのには丁度良い。
竹内薫が高校の一級後輩だということを誰かが教えてくれた。しかし高校時代に彼の記憶はない。今では方々で名を見るなかなかの売れっ子のようである。
この本は仮説という言葉をある時代の常識あるいはエピステーメーという意味で使い、その仮説に侵された頭がおこす様々な科学の事例を教えてくれる。科学音痴の私にも楽しめた。一番おもしろかったのはピエール・デュエム(1861~1916)の言う「仮説を倒すことができるのは仮説だけである」という言葉である。一般には仮説を倒すのはデーターなのだが、データー自体がある仮説のもとに集められている(バイアスがかかっている)のでそのデーターでその仮説を倒すことは出来ないという話である。もうひとつおもしろかったのはノーベル賞をとったミリカンの実験。彼は電気素を発見した実験データー170のうち自分の仮説にのらない112のデーターは無視したそうだ。112は実験が上手くいかなかったから間違ったデーターとなったと決めたのである。もちろんそれは誰にもわからないことだが結果はその通りだった。
どちらの例も論理性のない判断が道を開くといことを示唆していておもしろい。それも科学の分野でである。科学にしてこれなのだから、そうじゃない分野では言うまでも無い。

天気のいい日曜日

On June 17, 2007
by 卓 坂牛

土曜日が松本だったので今年初めて日曜日に長野にいる。休みに長野に一人でいるというのは実に退屈である。しかし実に生産的でもある。車が無いので行くところは大学しかない。研究室の自分の部屋で本読んだり、スケッチ描いたり、メール打ったりする以外何もできない。まあ一種の軟禁状態である。

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