Taku Sakaushi

Diary

また雪?

On January 17, 2007
by 卓 坂牛

久しぶりでバス。やや天気が悪く、乗車時に上越道は雪のため遅れるかもしれないというアナウンスがある。まずかったかな?とやや不安。しかし横川を過ぎてもみぞれであり、雪で走行困難と言う状態からはほど遠い。車中、鈴木直『輸入学問の功罪』を読む。明治維新からのドイツ哲学の輸入が国家的な方向性を持ち旧制高校に受け継がれていく。その中で翻訳なるものが何故読みやすさより、逐語訳を目指してしまったのかについて書かれている。その何故の核心に届く前に、長野に着いてしまった。1時のキャンパス計画の打合せには間に合った。3時間ほど春原さん、山田君と打合せ。その後センター試験の監督指導を受け。夜4年生の論文梗概、作品チェック。
もう直ぐ12時である。

世界2?

On January 17, 2007
by 卓 坂牛

早朝の電車でクライアント打ち合わせ。中国プロジェクトのプロマネからのメールの検討。相変わらずコミュニケーションギャップは大きい。これでは1年で終わる仕事が2年かかる。昼食後、事務所でt邸の打ち合わせ。詳細を含めみっちり5時間打ち合わせ。へとへとだが日建へ。某高層タワーの打ち合わせ。出来たら世界一になると思っていたのに。既にsomの800メートルタワーは工事中で400メートルまで出来ていることを知る。愕然。疲れがどっとでる。午前様で帰宅。昨日もそうだがあまり眠れず。かみさんと2時ごろまでお話し。

雪

On January 17, 2007
by 卓 坂牛

1月15日
東京から武田さん小野寺さんが信大の浅野先生を訪ねてこられた。某建物の雪の相談である。2時間ほどみっちり打ち合わせ。豪雪地帯では下屋を作るのが原則という話し。現在のデザインでは厳しいようである。雪は奥が深い。
その後教員会議。そして夕刻は学科の先生たちの新年会。今年は(というより去年は)忘年会が出来なかったので新年会。

連窓の家#1

On January 14, 2007
by 卓 坂牛

夕刻、連窓の家#1で新年会が開かれた。クライアントは中高時代の同窓生であり現在は某外資系メーカーに勤めいている。3家族ほど集まる。連窓の家#1は僕が日建をやめて最初に設計した住宅であり、格別の思いいれのある建物である。竣工7年たって、植栽がとても大きくなり豊かな庭に変貌していた。シャラの木はクライアントの要望だったがそれ以来僕のお気に入りとなった。外壁の打ち放しの上にスポンジたたき塗装もこのとき発明したもの。その塗装の上にアクリルシリコンのクリアーは7年たってもびくともしていない。L字型の既製品キッチンに建築工事で継ぎ足したコの字型キッチンはゆったりとして使いやすい。
気負いもあるが思いいれも大きいだけにそれぞれの部位に思い出が多い。そして「とっても気に入っている」と言われるとほっとすると同時にやはり建築家冥利に尽きる。

四谷散歩

On January 13, 2007
by 卓 坂牛

朝から論文書類作成。昼は散歩がてら、かみさんと駅前の四川料理を食べに行くことにする。そこの坦々麺が美味しいらしい。麻辣房 (マーラーファン)という名で四谷の駅から麹町側に100メートル程度行ったところの左側東急ビル B1Fにある。餃子も美味しい。
昼食後「paul」でバゲットを2つ買う。新宿通りから少し横にそれ、「わかば」で鯛焼きを2つ買い食べながら歩く。食べ終わる頃に津の守坂の交差点。スタバで一杯カプチーノを飲み。僕は事務所にちょっと顔を出す。ナカジが出ている。午後大学ラグビー決勝を少しテレビ観戦。早稲田vs関東学院である。3連勝をかけた早稲田だがラインアウトが全く取れない。これでは無理だろうとおもっ見ていたがやはり負けた。残念。夕方からゴンブリッチの『装飾芸術論』読み始めた。

リード

On January 12, 2007
by 卓 坂牛

ハーバート・リードの『インダストリアル・デザイン』を通勤電車の行き帰りで読んだ。昭和32年に初版翻訳(みすず書房)されたこの本をネットの中古で購入した。もとはと言えば海野弘の『装飾空間論』に紹介されていたものである。この中でリードは装飾を空白への恐れという人間の本能に位置づけている。もちろんその由来はヴォリンガーである。そしてこの空白恐怖以上に装飾の起源への思考を進めず、モダンデザイン(装飾否定)称揚へ理論展開している。1953年という時代を考えればいたし方無いのかもしれない。
装飾否定時代?の現代においてネットの中古には装飾の面白い本がいろいろ転がっている。昭和29年繊維意匠創作協会編出版の『世界模様図鑑』という本では古代からの世界各地の模様の相関図が載っている。これはなかなか傑作である。これに拠れば、世界の模様は全て相関線で繋がっているのだが、唯一繋がっていない地域がある。本当か嘘か分からないが、それは南米(インカとマヤ)である。

書

On January 12, 2007
by 卓 坂牛

1月11日 
午前中早稲田大学。静心先生の書のレクチャーを聞く。久しぶりに小田部氏と会う。ワープロの普及が字を書くという人間の身体感覚を喪失させるかもしれないと彼が言う。そうかもしれない。小田部氏も私もヴァイオリンをやっていたので音が流れてくると勝手に左手が動く。同様に日本人は漢字を見れば書き順というものにそって手が動くのだがいずれ手が動かない日本人が現われるかもしれない。
午後連続的に3つの打ち合わせ。

フー

On January 10, 2007
by 卓 坂牛

ゼミ授業ゼミ。年明けからはゼミはマンツーマンである。フー。去年より進捗は遅い。後は体力勝負。輪読はヴィドラーの『不気味な建築』。ここにもジェフリースコットが引用されていた。やはりヒューマニズム建築の基本文献のようである。

工信会

On January 10, 2007
by 卓 坂牛

1月9日
夕刻、工信会なる工学部の教職員の集まり(新年会)に出席。出席するつもりはなかったのだが、つい誘われて出たせいか、雑用がたまった。

スタバの椅子

On January 8, 2007
by 卓 坂牛

来年度の講義のヴァージョンアップを行うべく「大きい小さい」という講義用のパワポ作りをはじめた。更に順番やタイトルの見直しをした。1日で終わるとたかをくくっていたが無理そうである。諦めて昼頃スタバに出かける。そこでは朝から勉強に出かけているかみさんがいる。スタバでお勉強をするというのは不思議なものだが、スタバに行くと確かに半分くらいは勉強しているお客である。
規律社会に対する管理社会としてよく例にでるマクドナルドの硬い椅子の話がある。マックでは満面の笑みをたたえホスピタリティを示しつつ、回転を上げるために椅子を硬くしているとものの本には書いてある。それに対抗してスタバは高いコーヒーを柔らかい椅子で飲まそうと考えた。その結果がこうなっている。図書館代わりの喫茶店と化している。かみさんの話では4時間くらい長居している人たちが4~5人はいるという。そしてそれはこの店に限らないとのことである。果たしてスタバの戦略は思い通りなのか?はずれたのか?

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