Taku Sakaushi

Diary

サイディング

On November 28, 2006
by 卓 坂牛

長野の工務店や断熱メーカーや設備屋さんで作られている「快適な住まいを作る会」という研究会に呼ばれて住宅の設計プロセスというお話をした。ネットのタウン情報に案内が出ていたらしく、住宅を作りたい一般の方も聞きに来られていた。
話は違うが、ウレタン塗装の壁とウレタン防水の屋根でできた木造住宅の見積が下がらない。工務店にどうにかならないかと聞いたら、サイディングと鉄板屋根なら安いという言う。そこでサイディングの住宅がjtに掲載されているか過去5年見てみたら1軒だけあった。ラムダなら難波さんも使っているが、これは値段が所謂サイディングの倍以上するので駄目である。しかし建築家はサイディングを使わないものである。何故だろう?サイディングのこのキッチュな雰囲気はどうしても拭えないからだろうか?明日ニチハのショールームに行ってみよう。

どたばた

On November 27, 2006
by 卓 坂牛

月曜日の会議、朝から某氏の連絡不十分でどたばたである。なんともはや、、、、午後一で授業。某大学の4年生から院試の2次試験を受けたいとのメールあり。言葉と建築の授業に興味があるとのことである。ネットの威力はすごい。
午後からあるインタビューを受ける予定だったのが突如中止。今日は一日どたばたである。夕方ゼミ。『オタク学入門』を輪読。去年は面白いと思った本だったがひどくあっさりしたものに感じられた。まあ歴史的事象の羅列なので、これと言った鋭い洞察のある本ではないということだろう。その後論文ゼミ4年生はまだまだ。研究室全員で夕食を近くのスパゲッティ屋に行く。またまた多量の麺を流し込み満腹状態で研究室に戻る。t氏から昨日送った図面への意見のメールが届く。木造3階で容積を使い切りたいとのこと。コストの見えない模索になりそうである。

日曜の事務所

On November 26, 2006
by 卓 坂牛

皆寝ている。さっさと起きて積んどくしておいたブルデューを読む。結構面白く、その内容をコラムに紹介。10時頃皆のそのそ起きてきたので食事。午後事務所へ。日曜日の事務所は誰もいない。静かである。明日のプレゼンのパワポをcdに焼いたり、リーテム新人賞の説明文書いたり、返事がいただけないクライアントに催促のメールしたり、t邸のスケッチpdfにして送ったり、していたら4時半になった。帰宅して何か食べ長野へ最終バスに乗ろう。

DJ

On November 25, 2006
by 卓 坂牛

昨晩は3人事務所で徹夜、図面を完成させナカジはそれを持って6時半の飛行機で鹿児島に行った。と午後メールが入っていた。とりあえず遅刻せず安心した。
午前中ちょっと用事で錦糸町に行く。駅から少し離れたアメリカのようなショッピングモールを見る。昼をとり午後家に戻る。ディテールジャパンの12月号増刊に「角窓の家」が掲載されて売られているようである。事務所にも3部届いているとのこと。一冊はクライアントに送ろう。レイアウトや写真の使い方がとてもきれいである。さすがドイツ仕込みのレイアウト。

文

On November 25, 2006
by 卓 坂牛

11月24日
朝6時に起き大学に行き雑用を片付ける。雑用といっても重要なことばかりなのだが。2コマめのデザイン論の講義をして昼をとり不動産やに行き重要事項の説明を受け午後の授業。来週講評会なので今日は事務的な質問を受けて終了。数学の先生のところに来期の時間割の相談をしに行くが、うまくいかない。まあ仕方ないか。時間割は既得権なのか?一番早いバスに飛び乗る。昨日読んでいた鶴岡真弓『装飾の美術文明史』NHK出版2004の続きを読む。装飾の根源である文様の説明が面白い。特にこの文という字には深い意味があるようだ。そもそもこの字の「あや」という読みは肌理という意味であり。装飾の起源なのだそうだ。
娘の名前が期せずしてこんな意味深いということを知り。再度目から鱗である。

装飾

On November 24, 2006
by 卓 坂牛

11月23日
そう言えば一昨日は結婚記念日だった。早いものでもう直ぐ20年たつ。昨日は朝から論文の修正して印刷して近くのkinko`sで簡易製本をした。5部作るとなるとちょっと時間がかかる。製本してもらっている間に新宿に行って年賀状だのインクだの毎年作っているアルバムなど購入してkinko`sに戻る。ここの作業は皆お値段が高いが製本だけは一冊400円は安い。夕食とって最終バスに飛び乗る。車中鶴岡真弓『装飾の美術文明史』NHK出版2004を読む。その昔日建の中分氏に勧められ買って積んどいたものだが。目から鱗である。装飾とは世界と人間の関係を表す芸術行為という定義からして説得力があるが、その現われは具象的で単一的な解釈を許すものではなく、宇宙的な想像力をかきたてる抽象表現に進むということがなるほどと思わせる。ヴォリンガーの『抽象と感情移入』はそうした装飾の起源を解明したものであり、それがモダニズムの抽象性に繋がると説明している。逆説的だが頷いてしまう。
今晩先を読むのが楽しみだ。

事務所

On November 22, 2006
by 卓 坂牛

余り時間を気にせず事務所にいられるといろいろいいことがある。事務所内のものごとの進捗状況が分かる。誰が忙しそうか肌で感じられる。面白そうなスケッチができているのが見えてくる。そういう環境に自分をなるべくおいておいていた方が気分が安定する。何かするために事務所に来るのではなく、何もすることがないから事務所にいるという風にしたいものである。もちろん大学も楽しいのだが、うまくかみ合う様にしたいところである。

住宅

On November 21, 2006
by 卓 坂牛

昨晩は雑用に追われ寝たのは2時頃だった。今朝は6時半のバスに飛び乗り車中はよく寝た。これに乗ると新宿に10時10分頃着く。そのまま事務所に行き久しぶりに新しい仕事のスケッチをする。こうしている時が一番心が落ち着く。夕方クライアントにファックスするととても気に入っている。ただ予算を少し付加してコンクリートにしたいという意向もある。そちらのスタディもしてみることとした。今大学で見ている2年の製図課題は110㎡の住宅。大きさがほぼ同じなので手がよく動く。
来週の月曜日には学内でとあるプレゼン。その次の日は設備の先生が主催する長野市内の建設業者の研究会でのレクチャ。その次々週には博士論文の下見審査のプレゼン。それぞれのパワポを作っているのだが頭が混乱する。

天井から水滴

On November 21, 2006
by 卓 坂牛

昨晩は最終バスで長野に。高速は強い雨で最前部に座っていた僕は少々危険を感じた。身も凍るメールが気になり、車中本も読めず、寝ることもできずであった。夜も余り眠ることもできなかった。眠いのに妙に冴えた頭で推薦入試の面接。昼食時部屋に戻ると天井3箇所から水がたれている。これが雨漏りの心境かと、、、、スチーム配管が欠損して水蒸気が漏れている。しかし半端な水の量ではない。床のカーペット大半びしょびしょになってしまった。ついさっきまで水滴はとまらず大型のゴミ箱を置く。午後論文の打ち合わせ。その後夕刻からゼミ。4年、修士の模型が徐々に登場し始めてきた。形と理論の関係が大分接近してきたが、まだもう一息か?論文ゼミが終わり輪読。『ポストモダンの思想的根拠』を読み終わる。終ったら11時近い。その後雑用。

寒い

On November 21, 2006
by 卓 坂牛

11月19日
朝から冷たい雨が降る。今日は義父の3回忌であった。白金の覚林寺の寒い本堂でお経を聞き焼香する。義父に今年の悪魔を追い払うように頼み寺を出て、都ホテルで近しい人数で昼食をとる。そこへ背筋も凍るようなメールが入る。義父はそっぽを向いていたのか?携帯にメールが転送されるのも良かったり悪かったりである。食事がひどくまずいものになってしまった。

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